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![]() 初日の帰りの電車で、偶然に旧知の高階秀爾先生にお会いしたので、「これは美術展というよりも歴史展ですね」と話したところ、「本当にそうです」との答えが返ってきた。 このように、ルーヴルが単なる「美術館」ではなく、大英博物館や東京国立博物館と同様な「博物館」であることを実証した展覧会だった。 これに対して展示場所の東京都美術館は単なる「美術館」であって、これほど多様な博物の陳列には慣れていないのであろう。総計273点を展示するためにはスペースが狭すぎる。 会場入口のすぐ脇には、まもなく始まる別な企画展の入口があり、そこには既にその企画展のポスター・フィルムが貼られていた。こちらのスペースも今回の「歴史展」に使用することはできなかったのであろうか。 頂いた展示品リストは、序章、第Ⅰ~Ⅴ章の章分類だけの不十分なものだった。そのため会場では、フィルム・シートで展示ガラスに張られた細分類名をいちいちチェックしてみていく必要があり、そのことが会場の混雑を助長していた。 もう少し visitor friendly になってもらいたいものである。 実際の展示は、「章」・「節」・「項」の三段階分類だったので、今後見に行かれる方のために、以下にその分類項目を記しておく。講義であれば、レジメである。 ・序章 地中海世界-自然と文化の枠組み 二日目の帰りの電車の中で坐りながらこの展覧会の図録を拡げていると、偶然、ドナルド・キーン氏が隣席に坐ってこられた。私が、「先生のクロニクルを読みましたよ」と話しかけると、すぐに頷かれた。さらに「今日は上野の美術館に行ってきたところです」と云うと、「最近は忙しくて美術館には行けませんね」との答えだった。原宿で下りられる際には、にっこりと挨拶して行かれた。 浅田次郎の「メトロに乗って」のような話であるが、初日の高階秀爾先生や二日目のドナルド・キーン氏との邂逅はシュールな実話である。 ↓は買ってきた絵葉書。今回の目玉の《アルテミス、通称「ギャビーのディアナ」》 ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2013-07-21 23:36
| 国外アート
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