北陸美術散歩 1 ＠南砺市福光地区

　初日は、東京駅7：00発の上越新幹線「MAXとき」でスタート。途中、越後湯沢で「しらさぎ」に乗り換えて、10：27に北陸本線・高岡駅に到着。迎えの車で南砺市に向かい、南砺市の福光地区や福野地区での用件を済ませた。梅雨の中休みの快晴で、すっかり焦げてしまった。

　南砺市は、私の郷里で、世界遺産「五箇山の合掌造り集落」と演劇祭で世界的に有名な旧利賀村を擁している。さらに、井波地区では伝統的に欄間、獅子頭などの木彫刻が盛んで、4年に1度、「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ」が開催されている。

　福光地区では、福光美術館が有名であるが（以前の訪問記事）、今回は南砺市中央図書館↓に立ち寄った。　図書館は、ゆったりとしたスペースで、空調も完備していた。この地方都市の図書館が東京の家の近くにある図書館をはるかに上回る設備と規模を有していることは驚きだった。

　その中央部に現代彫刻が3点設置されていたので、写真を撮った。これは「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ2011」に出品された作品である。

・セーリ ヴァルガ ゲーザ《午後2時30分》 ハンガリー共和国
・中山 孝司《龍頭蓋骨》 日本（富山県）
・フェット ウィリヤ《知恵の光》 タイ王国　その後、木彫の町・南砺市井波に向かい、旧井波駅舎⇒黒髪庵⇒池波正太郎ふれあい館⇒瑞泉寺⇒井波彫刻総合館というコースの「井波美術散歩」。これについては第2報とする。

　この日は、「ふくみつ華山温泉」泊。　疲れていたので砂風呂はパスして、就寝前と起床後に大浴場と露天風呂を楽しんだ。

　ここでの夕食は↓。　↓の「富山湾きときと五種盛り」では、「白エビの昆布締め」が絶品。　朝食は↓。　↓は「のどぐろ酢〆炙り」。　二日目は時折雨が降ってくる蒸し暑い日。山越えのバスで金沢へ向かった。　金沢では、ひがし茶屋街⇒兼六園⇒石川県立美術館⇒美術の小径⇒中村記念美術館⇒金沢21世紀美術館というコースでの「金沢美術散歩」。これについては第3報とする。最終の上越新幹線で東京に帰着したのは、22：30だった。

美術散歩　管理人　とら