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梅雨空を吹き飛ばす快晴。この好天を逃してはならじと、思い立って恵比寿に出かけた。東京都写真美術館も輝いて見える。
![]() ![]() ![]() 10万3481点の応募作の中から、大賞や部門賞を受賞した63の作品(群)が展示されていた。 ![]() 「スポットニュース」「一般ニュース」の部ではパレスチナとシリアの惨状を写し出した作品が多かった。↑上段中はアルゼンチンのロドリゴ・アブドが撮った《シリア、イディブ》の受傷者である。 ドミニク・ナール(スイス)が撮影したスーダン・南スーダン戦争で死亡した兵士の遺体は、武力戦争がパレスチナやシリア以外の地でも頻発していることを改めて教えてくれた。 ↑↑上段はダニエル・ベレフラク(オーストラリア)が陸前高田市で撮影した《津波の爪痕》。肝心のこのテーマを含め、日本人の受賞者が皆無であることが淋しい。日本の既成メディアがグローバルな世界の動きにきわめて鈍感であると云われて久しい。そのことが日本の報道写真の質に影響を及ぼしているのかもしれない。 「現代社会の問題」の部では、ケニアのごみ廃棄場の環境問題(↑中央)やべトナムの同性愛者の問題(↑中段右)、アフガニスタンの幼児のアヘンへの早期接触の問題、アメリカの原住民居留地の貧困の問題など幅広く取り上げられていた。 「日常生活」の部では、貧しい少年のサッカー、認知症の介護、イタリアで休暇を過ごしているデンマークの写真家一家の朝(↑下段左)、ローマで売春をしているナイジェリア女性など考えさせる写真が多かった。 「観察肖像」の部には、飛び降りによる一家心中を生き残った子ども、色素欠乏症の少女、DVの被害を受けた妻と娘、片目を牛に突かれて視力を失いながら復活した闘牛士など心を動かされる作品が出ていた。↑下段中の《アメリカン・ガール》は、先祖の肖像画の前で、自分にそっくりな特注の人形を抱えてポーズを取る女性だが、何が面白いのか分からなかった。 「演出肖像」の部では、病院船の上で治療を受けているギニアの人たち、イランのシーア派の儀式で盛装する女性たちが印象的だった。 「自然」の部では、ビャクダンの種を食べて、糞によってビャクダンを広域に散布する役割を担っているヒクイドリの減少の問題(↑下段右)や羽毛に蓄えた空気によって加速して陸地に飛び乗る皇帝ペンギンのリスク回避能力など、今までまったく知らなかったことを勉強した。 「スポーツ・フィーチャー」の部では、↑↑下図のスマトラの《雄牛レース》や世界でもっとも過酷な馬術の障害レース《ヴェルカ・パルドビツカ》の写真には驚いた。命がけでバスケットボールをするソマリアの女性たち(↑中段左)は感動的な写真だった。 「スポーツ・アクション」の部には、↑上段左の《フェンシング》のようにロンドン五輪の写真が多く、他の分野の作品に比べれば印象の薄い写真ばかりだった。 全体を総括すると、アップ・ツゥ・デートでグローバルな見ごたえのある写真を集めた優れた展覧会だった。明年の展覧会も見てみたい。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2013-06-27 22:51
| 映画・写真
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