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法然と親鸞については、以前このブログに書いたことがある(こちら)。その時には以下のことについて触れている。
①東博で2011年に開かれた「法然と親鸞展」(↑左)のこと今回、再び法然・親鸞・連如の三上人について記された五木寛之氏の著書三冊を読む機会を得たのは、そごう美術館で開かれた山口晃展(記事はこちら)で、山口画伯が五木寛之著「親鸞」上下巻や「親鸞激動編」上下巻の挿絵を描いておられることを知ったからである。 早速、これら4冊の特装版をネットで某有名書店のサイトに注文したのだが、一旦OKしたはずの某有名書店のサイトからは「親鸞激動編」は取り寄せ不能という中間報告が来るし、「親鸞」についてはいつまで待っても返事がこない。 しびれを切らして近所の書店に出かけてみると、「親鸞」上下巻と「親鸞激動編」上下巻のハードカバー普及版が並んでいたが、これには肝心の山口晃氏の絵がほとんどない。 別の書店に回ると、そこには「親鸞」上下巻が文庫版として出ており(↓左・中)、そのカバー装画は山口晃氏が描いたものだったので、これを購入して一気呵成に読んでしまった。 数日前に、最近変貌著しい渋谷駅周辺を探訪した後、東急プラザ内のKINOKUNIYA書店に立ち寄ると、同じ五木寛之著「百寺巡礼」の文庫版が何冊も並んでいたので、自分と関係の深い「第二巻 北陸」(↑右)を買ってきて、これもあっという間に読み切ってしまった。 「北陸は私にとって第三の故郷である」と五木寛之は書いているが、私は金沢で生まれ、親父の仕事の関係で福井県や富山県で幼少期を過ごしているので「北陸は私にとって唯一無二の故郷である」。 この書物の中で特に興味を惹いたのは長谷川等伯と関係の深い能登の日蓮宗・妙成寺、前田家ゆかりの高岡の曹洞宗・瑞龍寺、南砺市井波の真宗大谷派・瑞龍寺である。 北陸は、古くから朝鮮半島や大陸と海の道を通じて海外文化の恩恵を直接に受けており、現在でもその影響が残っている。 そして一向一揆のような庶民のエネルギーと多様な文化・宗教の共生を許す寛容性を併せ持つ独特の文化圏を形成しているという五木寛之氏の見解を読んで、深く納得した。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2013-06-05 13:11
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