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デパートの展覧会では正面の受付でチラシをもらうことにしている。今回もそのようにして受付嬢に「ここがラリーの終点だ」と話したところ、その受付嬢は急遽ミューズに変身して、↓右上の奇麗な紙に包んだチョコレート Memory Leaf (↓右下)3包を手渡してくれた。↓左には人形のミューズたちも写っている。 神坂雪佳は伝統的であり、竹内栖鳳・上村松園・菊地契月らの近代京都画壇は今日的であるため、そのベクトルは逆方向である。しかし、院政時代に始まる「わごと」の文化、「しつらえ」の美意識という点では、両者には一見共通する雰囲気もあった。 以下、目についた作品を列挙する。デパート美術展の常として作品リストがないので、走り書きでメモしてきた。 ・神坂雪佳《四季花図屏風》細見美術館 ↑↑チラシ表・下段: 琳派(再見) ・神坂雪佳《四季草花》細見美術館: 琳派 ・神坂雪佳《四季草花文庫》高島屋史料館 ↑チラシ裏・中央下段: 琳派 ・神坂雪佳《十二ヶ月草花図》細見美術館 ↑チラシ裏・左下段: 琳派デザイン ・神坂雪佳《四季草花》細見美術館: 琳派の双幅の軸物 ・神坂雪佳《四季草花》細見美術館: 琳派の軸物 ・福田平八郎《白梅》京都市美術館: 余白の多い装飾的な作品 ・神坂雪佳《白梅図》細見美術館: 琳派 ・神坂雪佳《椿にすみれ図》細見美術館: 琳派 ・神坂雪佳《楓紅葉図》細見美術館: 琳派 ・神坂雪佳《紅葉白菊図》細見美術館: 琳派 ・川端玉賞《紅葉の図》京都市美術館: 落ち着いた絵 ・神坂雪佳《龍胆図》細見美術館: 琳派 ・榊原紫峯《雪中孤鹿図》京都市美術館: お気に入り 2.いにしえの京美人 今様の京美人 ・神坂雪佳《遊君図》細見美術館: 小品 ・植中直斉《堀川夜襲》京都市美術館: 静御前が義経に急ぎ甲冑を渡すところ。着物は翻り、灯は消されていて、急襲の雰囲気が見事に描きだされている。美人画というより歴史画。 ・上村松園《春光》・《晴日》(↑チラシ裏・中央上段)・《待月》・《人生の花》(↑↑チラシ表・上段右から二番目)京都市美術館: 再見 ・西山翠嶂《槿花》京都市美術館 ↑チラシ裏・右: 不気味な目つきに惹きつけられる ・伊藤小坡《夏》京都市美術館: 絵の構想を練っている女流画家。恐らくは自画像 ・由利本景子《単衣のおとめ》京都市美術館 ・勝田哲《地唄舞一雪》京都市美術館: 傘の向こうに女性が透けて見える ・梶原緋佐子《帰京》京都市美術館 3.吉祥の美 和歌の美: 神坂雪佳はデザイン化しながらも琳派を継承している。 ・神坂雪佳《軽舟図》京都市美術館 ・神坂雪佳《紅葉狩図》細見美術館 ↑↑チラシ表・上段・右から2番目 ・神坂雪佳《小督》京都市美術館: お気に入り ・神坂雪佳《砧図》細見美術館 ・神坂雪佳《杜若図屏風》個人蔵: 完全な琳派 ・神坂雪佳《伊勢物語図 河内越》: 出かけたふりをして、庭先から妻の様子を窺う男 ・神坂雪佳考案・五代清水六兵衛作《楓鹿図赤楽香合》細見美術館 ・神坂雪佳画・六代高橋道八作《老松文鉢》細見美術館 ・神坂雪佳《蓬莱山図》・《白鳳図》・《菊慈童図》・《不老長春図》細見美術館 ・神坂雪佳《松竹梅図扇子》細見美術館 ・神坂雪佳《漆絵人物祭礼之図飾箱》京都市美術館: 獅子舞も描かれている 4.装いの美 ・三谷十糸子《女》京都市美術館: 鏡に向かって化粧中 ・神坂雪佳《楽屋図》細見美術館: 小品ながら多くの人が描かれている ・寺島紫明《九月》京都市美術館: 日焼けした若い女性二人(再見) ・北野恒富《浴後》京都市美術館: 再見 ・菊地契月《散策》京都市美術館: ↑チラシ表・上段左(再見・画像) ・大日躬世子《観世水》京都市美術館: 扇 ・堂本印象《婦女》京都市美術館 ↑チラシ裏・左上段 ・丹野阿樹子《遠矢》京都市美術館: お気に入り 5.愛おしきもの 愛しき所 ・西村五雲《園裡即興》京都市美術館: 兎 ・玉村方久斗《猫》京都市美術館 ・神坂雪佳図案・神坂祐吉作《帰農蒔絵螺鈿煙草箱》細見美術館 ・神坂雪佳《百々世草》細見美術館: 「雪中竹」・「牧童」・「秋の友」 ・神坂雪佳《金魚玉図》細見美術館: 再見(①、②) ・竹内栖鳳《清閑》京都市美術館 ↑↑チラシ表・上段右: 寝ている仔犬 ・竹内栖鳳《雀・鶏の図》 高島屋史料館: 「呉竹庵」の板戸絵。玉川高島屋の出陳作に比べ、色彩が鮮明に残っている。右側の1羽の雀は、左側の鶏の家族を見つめている 参考出品 ・神坂雪佳図案《紫陽花と百合図》高島屋史料館 ・神坂雪佳《光琳風草花》高島屋史料館: 額装 これで「4展覧会をめぐる高島屋ART Walkingスタンプラリー」が完了したので、↓を受付に提出して、記念品をゲットした。 記念品は、高島屋のポスターが表紙になっているノート。(↓ クリックで拡大) 美術散歩 管理人 とら 【註】 高島屋ARTウォーキング ・第1会場(世田谷美術館): 暮らしと美術と高島屋 2013.5.2 ・第2会場(二子玉川高島屋): 高島屋資料館が語る日本美術の輝き 2013.5.3 ・第3会場(日本橋高島屋): 龍村平蔵『時』を織る。 2013.5.4 ・第4会場(横浜高島屋): 京都画壇と神坂雪佳 2013.5.6
by cardiacsurgery
| 2013-05-06 23:53
| 近代日本美術
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