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月岡芳年の「月百姿」は大のお気に入りで、まとめてHPにアップしたりしている(こちら)。しかし、彼の「血みどろ絵」(こちらなど)は、はっきり言って嫌いであり、「妖怪画」(こちら)も、それほど好きというわけではないが、今までに結構見てきてはいる。
そこで、今回の芳年展はパスしようと思っていたのだが、ちょっと時間ができたので覗いてきた。月末の土曜日で、原宿はけっこうの人出。この展覧会も賑わっていた。前期が終わりに近づいているからかもしれない。 第1章 国芳一門としての若き日々 《文治元年平家の一門亡海中落入る図》1853年は、何と16歳の作。師の国芳をしっかりと学んでいる。入水した知盛には、先着の安徳天皇、二位の尼、教経、伊賀家辰らが見えるのだろうか。ちょっと人数が多すぎるが、そこは若さの勢いというものなのだろう。 《英名二十八衆句 遠城喜八郎》には無数の矢が突き刺さり、聖セバスチアヌスのよう。 《郵便報知新聞 第五百三十二号》は、川に落ちた女性を抱えている男性。こういったものがニュースだったのだ。現在の週刊誌並み? 《美人七陽華 正五位柳原愛子》は典侍で、大正天皇の生母。 例えば、《大久保彦左衛門忠教》の活躍は↓のようである。 この章で最初に出てきた《祐天不動の長剣を呑む図》1885年は、物覚えの悪い子が長剣を選んで飲んだため、物覚えが良くなったという怖い話。 最後に、《芳年像》が出てきた。書きこまれた時世の句は、「夜をつめて 照まさりしか 夏の月」。合掌 美術散歩 管理人 とら 【追記】 後期の記事はこちら。
by cardiacsurgery
| 2012-10-27 19:24
| 浮世絵
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