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「平家物語画帖」展(前期、後期)にこの屏風が出ていた。前期の左隻は、曽我十郎・五郎兄弟が、親の仇・工藤祐経を富士の巻狩りに乗じて討とうとする場面であり、右隻は敵の陣屋に打ち入った兄弟がついに目的を遂げ、捕えられた五郎が斬刑に処せられるまでを表すのが通例である。
今回の展覧会では、前期の左隻は分かりやすかったが、後期の右隻はなかなか難解で、双眼鏡で相当時間をかけて見てきた。 手元にある「根津美術館蔵品選 書画編」では、タイトルは《曽我物語 富士巻狩仇討図》 となっており、その説明には「右隻の各景は必ずしも物語の順序に沿って配置されてはおらず、いくらか錯綜し、内容の不明な情景もある」と書かれている。 そこで、解釈の容易な「左隻」は簡単に紹介するだけとし、難しい「右隻」の解釈に挑戦してみることとした。 それでは左隻の《富士巻狩図》から。 文献調査の結果は↓のようである。 1.仇討を心に決めた曾我兄弟の説得により、やむなく馬を曳いて帰る郎党。 途中、「額縁に入って」という番組と同じように、平成の「とら」が絵の中の鎌倉時代にワープしてしまったが、武士たちのもの凄いエネルギーに圧倒されて、たじろぐ思いであった。 美術散歩 管理人 とら 【参考】 《曽我物語屏風》 @日本民芸館
by cardiacsurgery
| 2012-10-21 00:59
| 江戸絵画(浮世絵以外)
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