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これは、企画展。「川村清雄展」の後に、さらりと見るつもりだった。
家康像が35点も出ていたが、どれも良く似ていることに驚く。↓右はその一つである徳川記念財団蔵《東照宮御影 九月十七日拝礼》で、正保2年(1645年)9月17日に制作されたものである。 家康像の根源を辿っていくと、今回出展されていた17世紀の「伝小野通女筆・観智国司賛・大養寺蔵《徳川家康像》に行き着くらしい。この画については、この論考を参照されたい。 その他のものとしては、暁誉源栄作・宗仲寺蔵の《厨子入木造徳川家康坐像》が良かった。 同行の家内は、お茶をやっているので、宗仲寺の《家康より拝領したとされる茶器類》↓に興味があったようだ。特に、葵の紋が入っている茶入の牙蓋裏に感心していた。 家康は死後に神格化されるが、四代木村了琢筆・天海賛の《東照大権現像(東照宮御神像)》↑左も、前述の大養寺蔵の《徳川家康像》に酷似している。 ここでは、後水尾天皇筆の《扁額》や《神号》の見事な書にも感心した。 徳川家光の夢に現れた《東照大権現夢像》を狩野探幽が沢山描いていることも初めて知った。↑↑のチラシのビジュアルはその一つ。 探幽の《春日局像》や《東照社縁起絵巻 第二》も良かった。 立派な図録が出来ていたが、必要が出てきたらこの美術館の図書室で見ることとした。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2012-10-13 15:30
| 江戸絵画(浮世絵以外)
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