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これは、先週視たTVのメモ。
フランクフルトの銀行家ヨハン・フリードリッヒ・シュテーデルは、19世紀初め、欧州美術を収集し、1819年に500点の絵画をもとに美術館を創設した。 彼は結婚をせず、絵画や美術館は財団のものとなっているが。シュテーデルはより良い作品を手に入れるためには、従来の作品を手放しても構わないと言い残している。これに基づいて運営されているシュテーデル美術館には、オリジナルの500点中残存しているのは70点に過ぎない。 2011年に再オープンされた美術館の所蔵点数は2000点で、決して多い数ではないが、傑作中の傑作ばかりが集められている。 以下、紹介された順に列挙していく。 ・ラファエロとその工房《教皇ユリウス2世の肖像》: この画は、現在はロンドン・ナショナルギャラリー蔵のものがオリジナルとされているが、有名なウッフィツイ蔵のものを含め9点ものヴァージョンがあるという。これもその一つなのだろう。美術館のHPにも下記のように書かれている。 One of the highlights is certainly the purchased portrait of Pope Julius II by Raphael and his workshop.・レンブラント《ペリシテ人に眼を潰されるサムソン》: この画はロンドンと京都で見た。 ![]() ![]() ![]() ![]() ・ルノワール《昼食の終り》: 柔らかいタッチの女性2名と彼の弟。 ![]() ![]() ・ファン・ブルーメン《古代廃墟のあるイタリア風景》 ・ファン・ケッセル《ネズミのダンス》: こわい猫が外に出ると鼠が踊る。テーブルの脚に注目。 ・ティシュバイン《ゲーテ》: これはゲーテがイタリア旅行しているときの姿。地元の画家が描いたものである。ゲーテはシュテーデルと同時代人。フランクフルトには「ゲーテ・ハウス」がある。 ![]() シュテーデル美術館は、2010年、クラーナハ(子)の《ルターの肖像》を米国の美術市場で入手した。 この画について、美術館のHPには、下記ののように特筆している。 A portrait of Martin Luther by Lucas Cranach the Younger could be secured for the museum through the work’s acquisition by the Städelsche Museums-Verein.この画にはルターが翻訳したドイツ語の聖書が描かれている。その資金はシュテーデルが示唆した手段で調達した、現在のこの画は、80年前に寄贈されたラテン語が描きこまれているクラーナハ(子)の《メランヒトンの肖像》↓と並んで展示されている。 ![]() 例によって、フランクフルト観光。これも結構楽しめる。神聖ローマ帝国皇帝の選出や戴冠式が行われた「カイザー・ドーム」、「レーマー広場」と「旧市庁舎-カイザーザール」。ここにはマキシミリアン2世以下52人の神聖ローマ帝国皇帝の肖像があるとのこと。 美術散歩 管理人 とら ■
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by cardiacsurgery
| 2012-06-19 11:22
| 国外アート
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