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「北野天神縁起絵巻」は、讒言によって配所で死んだ菅原道真(845-903年)の霊を天神として祀る北野天満宮の草創の由来とその霊験譚を集めたもので、社寺縁起絵巻の中で最も流布したものとされる。
北野天満宮所蔵の国宝「承久本」は、2008年に九博で開催された「国宝 天神さま」展で見ている(記事はこちら)。この際には、メトロポリタン美術館蔵の《北野天神縁起絵巻》も見た。 東博の重文「弘安本」は、末尾に「弘安元年」と書かれた北野天満宮所蔵の絵巻3巻の中の断簡8図をまとめたもの。現在、東博の他、大東急記念文庫ならびにシアトル美術館などに分蔵されている。 シアトル美術館蔵のものは、2009年に、サントリー美術館で開かれた「シアトル美術館所蔵日本・東洋美術名品展」で見て、末尾の「弘安元年」を確認している(記事はこちら)。 東博蔵の「弘安本」は本館3室にて展示中なので、写真を撮ってきたが、画像は東博DBや「e国宝」でも見られる。 特に、赤鬼が空を飛ぶ姿が印象的であるが、全体として色彩が淡く、優雅な大和絵の典型。 隣りにあった建治本断簡は、「仁和寺僧神罰」の場面↓。北野天満宮の神輿が西京の御旅所にあったときに、仁和寺の阿闍梨が牛車に乗ったままその前を通り過ぎようとすると、牛は突然倒れて死に、阿闍梨も病に苦しむことになってしまったというストーリー。この断簡は2009年(丑年)の「博物館に初もうで」で拝見している(記事はこちら)。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2012-06-01 14:21
| 国内アート
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