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昨日のエル・エスコリアル修道院の記事にも書いたが、2005年、バルセロナに1週間滞在した際に、マドリードへの日帰りフライトで「プラド美術館」と「ティッセン=ボルネミッサ美術館美術館」に行ってきたことがある。(HP記事はこちら) 昨日のこの放送で沢山の名画に再会できたのは幸いであった。
マドリードのティッセン=ボルネミッサ美術館のコレクションは、1920年代にドイツの鉄鋼財閥ティッセン家とハンガリー貴族ボルネミッサ男爵家の流れを汲むハインリッヒ・ティッセン=ボルネミッサ男爵 (1875–1947) が買い集めたものが最初である。 ハインリッヒのコレクションは、ルネサンスやバロックなど古典作品525点が中心であった。ドイツにおけるナチスの美術品狩りを免れるため、1937年にスイスのルガーノに移して一般に公開された。 息子のハンス・ハインリッヒ・ティッセン=ボルネミッサ男爵 (1921–2002) は、父親の死後、いったん散逸した古典作品をすべて買い戻すとともに、近現代の作品もコレクションに加えていった。個人コレクションとしては、エリザベス女王のコレクションに次いで世界第2位といわれている。 ハンスは1985年に元ミス・スペインのカルメン・セルベーラと結婚し、将来自分のコレクションをスペイン政府に譲渡することを決めた。 ティッセン=ボルネミッサ美術館はボルネミッサ家のコレクション800点を借りるという形で1992年にオープンしたが、1年後にはスペイン政府がすべて買い取った。男爵が購入した価格より安い値段だったという。 男爵夫人自身もコレクターで、そのコレクションをこの美術館に貸与している。 この美術館では8世紀に渡るヨーロッパ美術の流れをジャンル別、時代順に系統的に見ることが出来る。美術館の建物は宮殿を改造したものであるが、採光が良いため、非常に明るい。TVでは、48室にわたる館内の展示品の一部が紹介されたので、メモを残しておく。 美術館の入り口には、父親が最初に集めたロダンの彫刻が並んでいる。 最初はフランドル絵画である。 ![]() 次は、印象派を中心とするフランス絵画。父子ともに印象派が好きだったとのことである。 ![]() フランス絵画セクションのトリは、大御所であるマネの《乗馬服の女》。 ![]() もちろん、出自のドイツの絵画も集めている。紹介されたのは、フリードリッヒの《復活祭の朝》。 ![]() 次は、アメリカの作品2点。 ![]() 次は、いよいよ古典絵画。世界恐慌で安くなった時に、父ハインリッヒが購入したものである。ティントレットの《マノアの妻への予告》は、不妊の女性に対する神の恩寵を描いている。 ![]() ![]() 一転して、キルヒナーの《彫刻された椅子の前の女性》が出てきた。少女が強烈な色彩で描かれている。背後の椅子には裸の男が坐っているようにみえる。ナチスによって退廃芸術とされていた作品を、息子ハンスが安く買ったのだろう。 ![]() ![]() カルメン夫人の個人コレクションは、19世紀絵画が中心で、現在は別館に展示されている。学芸員は、この状態では、ジャンル別・時代別という本館の展示コンセプトと必ずしも一致していないので、いずれは購入したいという希望を述べていたが、現在のスペインの財政状態を考えれば、すぐというわけにはいかないだろう。 以下、TVに出てきたカルメン夫人コレクションを列挙する。 ・ヒード《山滝の近くの蘭とハチドリ》 ![]() ![]() ![]() 番組は、アルカラ門、シべレス広場、カルロス三世騎馬像のあるプエルタ・デル・ソル、フェリ-ペ三世騎馬像のあるマヨール広場、サン・ミゲル市場、サン・イシドロ教会、セルバンテスのドンキホーテ・ロシナンテ・サンチョバンサ像のあるスペイン広場に案内してくれた。 私のマドリード日帰り旅行の不足を補って余りあるものだった。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2012-05-30 10:25
| 国外アート
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