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3月に見たこの展覧会の内容は、その後、いくつかのTV番組で紹介された。それらを視聴して、再訪する気になった。この日は、本館、ミュージアムシアターと周って、最後に平成館に15:30頃に入ったのだが、かなり混雑していた。
《吉備大臣入唐絵巻》は↓、あいかわらずの大行列。TVによると、この画巻の作者が《伴大納言絵巻》を描いた常盤光長であることがはっきりしたという。 その理由の第一は、両方に似た表現があるということである。1) 槍を持つ人間、2) 口を開けた人物、3) 馬の後脚、4) 屋根の角度の4点で類似しているという。両者の図録があるので、そのうちに比較してみたい。 第二の理由は、もう少し科学的である。《吉備大臣入唐絵巻》では、吉備大臣には高価な輸入の鉛白、唐人には安価な国産の白土が使われてたが、出光美術館の黒田泰三氏によると、今回の《伴大納言絵巻》の調査で、偉い人には鉛白が、他の人には白土が使用されていたとのことである。そういう目で会場の吉備大臣の顔を眺めてきた。 長谷川等伯《龍虎図屏風》↓をじっくり見なおしたが、龍と虎の間の雲の表現はまことに見事! 第二の理由としては、蕭白のおとなしい風景画は案外ツマラナイし、国内にある蕭白の奇想人物画は既に観た人が多いということも関係があるのだろう。 《雲龍図》については、ロバート・キャンベル教授が、目が大きく、困った顔で、映画のロボットのようであり、3D化したい躍動感のある作品でだと表現されていたのを思い出した。まことにその通りである。 TVでは、辻惟雄名誉教授が、NYの市内の壁にスプレーで描かれた「グラフィティ」のようで、「遠目が効く」作品だという面白い表現をされていたことも思い出した。 1) 東洋の青磁 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2012-05-22 22:49
| 国内アート
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