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北のヴェネツィアと呼ばれるベルギーの古都ブルージュ。運河を有するこの街は、13世紀から地中海と北海をつなぐ交易で大いに繁栄し、芸術文化の花が開いた。しかし15世紀末、この街は突如、歴史の表舞台から消えてしまった。このためこの街には中世の面影が色濃く残っている。
ドイツ生まれのフランドル絵画の巨匠メムリンクは、この街で制作を続け、市民権をとっている。街の中のメムリンク工房跡、マルクト広場、市庁舎、エルサレム教会、レース・センター、聖母教会なども紹介されていたが、途中で寝てしまった。ここではしっかり起きていた2か所の美術館についての記事とする。 Ⅰ.グルーニング美術館 Groeningemuseum こちらは、15世紀フランドル美術の傑作を中心におさめた市立美術館。 まずは、ヤン・ファン・エイクの豪華な《ファン・デル・パーレの聖母子 The Madonna with Canon van der Paele》1436↓。 もう一点のヤン・ファン・エイク作品は奥さんの肖像画↓。この髪型は当時の流行のもの。額縁に33歳と書きこまれているとのことだが、結構老けて見える。冷酷なリアリズム絵画である。 メムリンクはドイツ出身の15世紀の画家だが、ブルージュ市民となり、神秘的で明るい宗教画を残した。 番組では、この美術館に所蔵されている6点のメムリンク作品のすべてが紹介された。 1.《聖ヨハネの祭壇画 St John Altarpiece》1474-79 中央画では、聖カタリナに指輪をはめている幼子イエス。マリアのモデルはマリー・ド・ブルゴーニュだとの説がある。絨毯の質感が素晴らしい。メムリンク自身が描き込まれているとのこと。 左翼には洗礼者聖ヨハネの首が、右翼には福音書記者聖ヨハネが描かれている。 2.《ヤン・フロレインスの三連画 Triptych of Jan Floreins》1479 3.《若い女性の肖像 Portrait of a Young Woman》1480 4.《アドリアーン・レインズの三連画 Triptych of Adriaan Reins》1480 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2012-02-19 15:45
| ルネサンス
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