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辻惟雄著「日本美術の歴史」でも、「黄檗美術と明美術の移入」には1章がさかれている。そこには、「1654年に、中國黄檗山より僧隠元が来日し、かっての鑑真の来日にくらべられるほどの熱狂的な歓迎を受けたことや、寺内の諸堂には渡来仏師『范道生』による《韋駄天像》など新奇な仏像が安置され、日本の仏師らにも影響をあたえた」ことが記されている。
今年2011年は今日でおしまいであるが、黄檗宗大本山である萬福寺が創建されてから350年ということなので、大晦日を押してこの展覧会を見に行ってきた。 ![]() 実際に、絵画を見ると、派手な赤と緑が目立ち、佛像は異色のいでたちであり、書の字体も狂草に近く、時代の推移を感じさせる。 ここでは、お気に入りをいくつかあげて本年最後の記事としたい。 1.隠元の頂相: 3点出ていたが、これは(→)ユーモラスなもの。前述のように、赤と緑が目立つ。獅子がいるのは文殊菩薩像を踏襲したものだろうか。![]() ・《韋駄天立像》(↑)は、今回のハイライト。中国製だが、このキンキラキンの派手な美男子は一度見たら忘れられない装飾的な仏像。足の速い韋駄天が、釈迦涅槃の際に仏牙を盗んだ足の速い悪鬼「捷疾鬼」を捕まえて、取り戻したというストーリーは有名。 ・范道生《十八羅漢像》がいくつも出ていたが、道教の神が取り入れられたものである。ここでは、その中、明年の干支である龍を左手に持っている尊者の画像をアップする。右手には龍からもらった宝珠を掲げている。 ![]() ![]() ・《唐子図》(→)拄杖と団扇を持って得意そうに立つ唐子と、唐子に頭を踏まれ苦笑気味の童子の図。とても面白い構図である。 ・《隠元豆・玉蜀黍図》(↓) この画は以前にも見ているが、右幅の「隠元豆」はなるほど隠元禅師ゆかりのもの。隠元豆の莢は美しく、虫はユーモラスである。 隠元は、隠元豆の他に、西瓜・蓮根・煎茶普茶料理・明朝体フォント・原稿用紙を持ち込み、寒天の命名者となるなど、多様な面で日本文化を豊かにしている。 鎖国下の江戸時代においては、萬福寺は海外への扉だったことが今さらのように実感される。 ![]() 若冲は、晩年、伏見の黄檗寺院、石峰寺門前ですごしている。境内には若冲がデザインした石仏たちが今も残っている。この図は木版画で、若冲下絵の版木原版が焼失したため、復刻したものである。 ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2011-12-31 19:46
| 江戸絵画(浮世絵以外)
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