記事ランキング
ブログパーツ
最新のトラックバック
外部リンク
以前の記事
2021年 01月 2020年 11月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 more... カテゴリ
全体
国外アート 西洋中世美術 ルネサンス バロック 印象派 印象派後期 現代アート(国外) 東洋アート 仏像 国内アート 江戸絵画(浮世絵以外) 浮世絵 近代日本美術 戦争画 現代アート(国内) アート一般 書籍 音楽 映画・写真 講演会 北海道の鈴 東北の鈴 関東の鈴 中部の鈴 関西の鈴 中四国の鈴 九州の鈴 ヨーロッパのベル アジアのベル アメリカのベル オーストラリアのベル 未分類 フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
「またもやクレーか」という気もしたが、今回の展覧会はちょっと趣を異にしていた。「クレーの作品が物理的にどのようにつくられたのか」という点に光を当てているのである。
そんなことはアマチュアの美術愛好家にとってはどうでもよいことなので、さぞ空いているだろうと思って出かけたが、実際にはかなり混んでいた。観客層は若い。日曜美術館で放映された直後で、外は猛暑。涼しい都心の美術館は格好のデートスポットだったのかもしれない。 第01章: アトリエの中の作品たち クレーはミュンヘン(写真1,2)、ヴァイマール(写真3,4,5)、デッサウ(写真6)、デュッセルドルフ(写真なし)、ベルン(写真7,8,9)という5つの街にアトリエを構えていたが、それぞれのアトリエの写真が意図的に残されており、壁に掛った画と実物が対比して展示されていた。当然、時期によって作風が異なるはずなのだが、それに関する解説はなかったので、写真と実物を確認する作業に終始した。 第02章以降の展示は、広い部屋に3角形、4角形、5角形、6角形、不正形のブロック状ボードに掛けられており、ひどく分かりにくい。具体的には、次のような問題があった。 1.章番号(01-06)とプロセス番号(1-4)がずれている。人間工学的には、観客の立場に立たず、キュレーターの好みを優先させたためだといわれても仕方がないだろう。 第02章: プロセス1-油彩転写の作品 第03章: プロセス2-切断・再構成の作品 第04章: プロセス3-切断・分離の作品 第05章: プロセス4-両面の作品 第06章: 特別クラスの作品: さすがこの章には見ごたえのある作品が多かった。↓は「美の巨人」で説明されていた素晴らしいグラデーションの例。 美術散歩 管理人 とら 【参考】パウル・クレー《窓辺の少女》朝日新聞夕刊 2015 8 19
by cardiacsurgery
| 2011-07-04 10:07
| 現代アート(国外)
|
ファン申請 |
||