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![]() それでは解説を聴講した際に取ったメモの概略を紹介する。文責は「とら」。間違いがあればご指摘ください。 ![]() ![]() 寄木細工は正倉院にもあるが(木画=もくがく、参考)、これは3,000年前にシリアやヨルダンといった西域で作られ始めたものであって、西域からからシルクロードを通り、唐を経て日本にたどり着いたものである。それが日本から外国に輸出されるようになったのであるから、スケールの大きい話である。 解説は66点についてパワーポイントを使って行われたが、後で見た実際の展示品は200点に上っており、会場の都合で前後期に分けざるをえなっかたのとのことである。 1.輸出港: 江戸時代は長崎であるが、維新後は横浜となった。明治期の輸出は外貨獲得の手段。 2.長崎青貝細工: 鮑の殻を薄く削り、時には裏から色を付けたりして貼りつけた螺鈿。もちろん中国でも作っていた。 3.芝山細工: 千葉県の成田の近くの芝山。そこの不動山の門前で売られていた象牙、獣骨、蝶貝、アワビ貝、サンゴ、鼈甲などを使った漆工。その後東京や横浜で作られるようになった。螺鈿と違い、文様が表面から浮き上がっているのが特徴である。文化文政のころ、大野木専茂が創めたもの。 後期に出てくる《#7 芝山細工花鳥図屏風》の画像がチラシに載っているので転載させていただく。盛り上がった鳥は鮑の殻、桜は牛の骨で作られている。 ![]() 今回は、芝山細工をいくつも実見できてとても勉強になった。 4.漆画: 蒔絵のこと。《#20 漆画大鷹猿捕獲図蒔絵衝立》が見事。 5.横浜青貝細工: 後期に出てくる《#29 横浜青貝細工日本名勝図屏風》は長崎から伝わったもので、平坦である。 《#46 横浜青貝細工人物図写真アルバム》は豪華。ネットで画像が見つかったので、リンクする。なおこの展覧会には坂崎幸之助の「横浜写真コレクション」の一部が展示されていた。「横浜写真」とは手彩色された焼付印画紙。 6.漆工品: 蒔絵の箪笥・箱・盆などが沢山出ているが、日本家屋では合いにくい「サワガシイモノ」もある。 《#39 扇面散らし図蒔絵卵殻変わり箱》は静岡で作られたもので白い扇は卵の殻。 今回出ていた会津漆器にはなぜかキリスト教関係の品が多かった。 《#48 金胎漆風景図丸盆》は高岡からアメリカにわたったもの。中が金属で、これに漆を熱で焼き付けたもの。 《#49 磁胎蒔絵獅子図花瓶一対》は、磁器に蒔絵を付けたもの。8頭の獅子が浮き上がる珍しいもので、royal collectionかもしれないとのこと。 #74は鼈甲を使った箪笥、#75は鼈甲と象牙を使った飾棚。 7.陶磁器: #50は京薩摩焼、#51は横浜絵付薩摩焼↓ 薩摩焼のことは「歴代沈寿官展」で詳しく知った(ブログ記事はこちら)ので、よく分かった。 ![]() ![]() 上掲の金子氏の写真で手に持っておられるのもオルゴールを↓右に拡大するが、講演中に実際に音楽を鳴らしていただいた。オルゴールの中には御所車が見える。音楽はもちろん日本のもの。↓左には講演に準備されていた寄木細工の箱など。 ![]() ![]() ![]() また金子氏は土日は会場に詰めておられ、質問に応じていただけるとのこと。是非一見されるようお勧めしたい。 美術散歩 管理人 とら 追 加 2階の浮世絵ミニコーナーは「あやかしの妖術」。8点の《豊国揮毫奇術競》がメインである。フラッシュなしの写真で恐縮だが、記憶のためにアップしておく。 「天竺徳兵衛」(↓右、実在の貿易商人、日本転覆を企む)と「須美津冠者義高」(↓左、木曾義仲の遺児、鼠妖術) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by cardiacsurgery
| 2011-05-01 12:36
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