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ボストン美術館の浮世絵コレクションは質量ともに世界一級である。2006年に素晴らしい肉筆画展があったが、その他に通常の浮世絵版画展が3回予定されている。これはその第2回目。(2008年に開かれた第1回展の記事はこちら)
海外からの里帰り浮世絵展は保存状態が良いものが多い中で、今回は超一級の作品が少なくなかったが、中には残念ながら色落ちが目立つものもあった。ここでは、紫の色彩が良く残っているものと構図が面白いものを列挙しておくことにする。 第1章 鳥居清長 まずは美しい色彩が残っているものから。 ・《当世遊里美人合》ー《土手花》・《橘》・《叉江凉》 ・《雛形若菜の初模様》ー《丁子屋内》↓・《あふきや》・《あふきや内》 ・《風俗東之錦》ー《春の野遊び》・《萩見》・《帯解》 ・《五代目市川団十郎の横川覚範、三代目沢村宗十郎の狐忠信、中山富三郎の静御前》↓: これは義経千本桜。色彩の面では今回のベストの一つ。 ・《新吉原江戸町二丁目丁子屋内》:調理場など面白い。 第2章 喜多川歌麿 こちらは構図の面白いものに目が行った。 ・《四季遊花之色香・上・下》↓:男の裾を通して別な女が覗いている。 ・《青楼仁和嘉女芸者 茶せん売、黒木売、さいもん》:雲母摺が美しい。 第3章 東洲斎写楽 3枚の黒雲母摺は下から見上げるとキラキラ輝いている。今まで見た写楽の大首絵の最高峰が並んでいた。 ここにも素晴らしい発色のものが出ていた。 〆はやはり肉筆画。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2011-03-28 09:58
| 浮世絵
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