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以下、展覧会の章立てにしたがって、お気に入りメモを残しておく。小品が多いので双眼鏡は必須。フェルメール《地理学者》については別記。
歴史画と寓意画 ・ルーラント・サーフェレイ《音楽で動物を魅了するオルフェウス》: 多くの動物の中に、オルフェウスを探すような小品。 ・ヤン・ブリューゲル(子)《楽園でのエヴァの創造》: アダムの右肋骨からエヴァが誕生する瞬間をえがいた珍しい作品。創世記における天地創造6日目のエピソード。ゼウスの頭の周囲の金粉が美しい。 ・ルーベンスとヤン・ブックホルスト《竪琴を弾くダヴィテ王》: ルーベンスは人物の顔を描いただけ。竪琴を引く姿は後から追加したもの。 この画は2002年、京博の「大レンブラント展」で見ている。その時にシュテーデルから来ていた《目を潰されるサムソン》は今回は来ていないが、これはロンドンのナショナルギャラリーでも見たのでマアよしとする。 ・バルトロメウス・ブレーンベルフ《聖ラウレンティウスの殉教》: 火焙りにされる聖ラウレンティウスの姿。西洋画は怖い。 肖像画 ・コルネリス・ド・フォス《画家の娘》: 無邪気。 ・フェルナント・ボル《若き男の肖像》: 滑らかなタッチ。 ・レンブラント《マールトヘン・ファン・ビルダーベークの肖像》: フードや襟が美しく描かれている。これも2002年、京都で見た。 ・ヨハネス・フェルスブロンク《椅子に坐る女性の肖像》: お気に入り。 ・フランス・ハルス《男の肖像》・《女の肖像》: 男性の顔には迫力。 ・バーレント・ファブリティウス《自画像》: 有名なカーレルの弟。憎めない顔つき。マイケル・ジャクソンに似てるという評判。 風俗画と室内画 ・フェルメール《地理学者》: 今回の目玉作品。別記事とした。 ・ヘラルド・テル・ボルヒ《ワイングラスを持つ婦人》: 手紙を読みながら一人酒。 ・アドリアーン・ブラウエル《背中の手術》・《苦い飲み物》: 前者では双眼鏡でメスまで見える細密描写。後者では、男の顔つきが素晴らしい。 静物画 ・ヤン・ブリューゲル(父)の工房《ガラスの花瓶に生けた花》: 美しい花。 ・ヤーコブ・フォッペンス・ファン・エス》調理台の上の魚》: 幅広い画面に魚が一杯。広告だろうか。 ・ヤン・ドヘーム《果物・パイ・杯のある静物》: 典型的な静物画。 ・ヤン・ウェーニックス《死んだ野兎と鳥のある静物》: 手前が強調された広重流の画。 地誌と風景画 ・ヤン・ブリューゲル《人物のいる森の風景》: 双眼鏡が必要。 ・ルーカス・ファン・ファルケンボルヒ《凍ったスヘルデ川とアントワープの景観》: 向うには船、手前には氷の上で遊ぶ人々。その間で落ちないか心配になる。 ・アールベルト・カイプ《牧草地の羊の群れ》: 金色の色彩が加わった美しい画。イタリアの影響とのこと。 ・アラールト・ファン・エーフェルディンゲン《滝のある風景》: 得意のスカンジナビアの滝。 ・ヤーコブ・ファン・ロイスダール《滝のある風景と接近する嵐》・《雪を被った木々のある冬の風景》・《滝のあるノルウェーの風景》・《街灯のあるハールレムの冬》・《2羽の白鳥のいる森の湖》: この有名画家の作品が5点も出ていた。 ・ヘンドリク・ファン・フリート《デルフト旧教会の内部》: 犬や子どもが遊んでいる。以前にこの中での宴会に参加したことを思い出した。 ・アールト・ファン・デル・ネール《漁船のある夜の運河》・《月明かりに照らされた船のある川》: 夜景が綺麗ですね。 美術散歩 管理人 とら 追 記: シュテーデル美術館では、現在「14世紀~21世紀所蔵絵画年代展」が開かれている。こちらも見たいものです。
by cardiacsurgery
| 2011-03-05 15:39
| バロック
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