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![]() 展覧会は、第1部「桃山~江戸時代」、第2部「近代:明治~大正時代」、第3部「昭和~現代へ」の3部構成。 第1部のお気に入りは、火以外はすべて朝鮮のものを使用したという伝初代・沈当吉の《白薩摩茶碗 伝火計手》、九代・沈当栄が作った美しい光沢を有する最古の「捻り物」(なにげない日常のドラマをテーマにした作品)《白薩摩観音座像》↓、 十二代・沈壽官の「南京焼」すなわち磁器《染付松竹梅鶴亀図大皿》、十二代・沈壽官の青白磁《白磁布袋像鉢》。 ![]() 「茶道具類」のお気に入りは、十二代・沈壽官の華やかな《錦手鳳凰文茶碗》、ユーモラスな《色絵昆虫唐子図葡萄浮彫茶壷》、本体と飾鉢の二重構造となっている《錦手龍文透彫六角植木鉢》。 ![]() 「花瓶」では、十二代・沈壽官の美しい象牙色で細かい貫入が入った《白薩摩昇龍浮上大花瓶》、独創的な形状の《錦手牡丹菊図竹籠形浮彫花瓶》(←)、金が多用された派手な《錦手籬菊流水図宝珠鈕壺》(→)、細かい貫入が入った素地に調和した控えめな絵付けの《錦手松竹鶴図花瓶》、ユニークな形状と巧みな絵付けの《色絵雲鶴波濤文四方花生》。「香炉」では、十二代・沈壽官の超絶技巧の《錦手四君子図透彫角型香炉》(チラシ↑)。 「捻り物」では、十二代・沈壽官作の巧みな構成の《錦手鐘馗像》、装飾的な《錦手大原女像》、ユーモラスな《錦手ネズミを見つめる母娘像》↓、見事な《白薩摩象置物》。 ![]() 「十三代」では、模様と素地のバランスの良い《錦手鳳凰文茶碗》。 「十四代」では、十二代の米国出展作に類似した華やかな韓国出展作の《薩摩盛金七宝繋地雪輪文大花瓶》。 「十五代」では、象牙色で細かい貫入のある美しい素地の《薩摩蝶乗花瓶》、見事な浮彫の《薩摩菊浮彫香瀘》。 ![]() 図録購入者には「毛筆で署名」というサービス付き。思わず買ってしまったが、図録自体なかなか良く出来ていた。 特に印象深かったのは、十五代の「ごあいさつ」の中の次の一節。まことに目からうろこが落ちる文章である。 友好国であった隣国朝鮮に対し、なぜ日本が突然牙をむいたのか・・・。捕虜となった沈讃を含む人々は、その大半が職能人集団であり、とりわけ製陶業はきわめて重要であったという。当時の日本にとって製陶業が大きな価値を持った訳を考えてみると、釉薬のかかった陶磁器が絶対的に不足していた事情に加えて、やはり茶の湯の隆盛に起因すると思われる。とにかく、お勧めの展覧会である。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2011-01-23 19:29
| 国内アート
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