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![]() ハリケーン「カトリーナ」による被害が少なかったのは幸いであったが、「日本の絵画作品を救ってくれた恩人」とまで持ち上げるのはいかがであろうか。ハリケーンの通り道の街の個人宅に沢山の美術品が所蔵されていたということ自体が問題なのかもしれないからである。 氏の興味は多岐にわたっており、コレクションには有名・無名の江戸画人の優作が含まれている。「万葉庵」というサイトで画像が見られるので、とても便利である。 今回の展覧会は6つのセクションに分かれていたので、それに従って感想を記してていく。 1.奇想派: ・若冲では、チラシの《達磨図》↑は、禿げ頭・ぎょろ眼・蓬髪など風変わりな顔であるが、面壁九年の精神性は感じられないコミックな作品。《月梅図》は、晩期の作らしく、大胆でスッキリとした筆致である。《白象図》↓は、拓版画のような白黒逆転の妙があり、奇想派の面目躍如。 ![]() ・長沢蘆雪の《月に竹図》は、月が外隈で表され、それにかかり始めた黒雲の表現が絶妙。これは絵葉書↓を買ってきた。 ![]() ・徴翁文徳という画家は初めて聞いた。その《竜虎図》は朝鮮の民画風の趣である。 2.琳派:・俵屋宗達の《四睡図》には、豊干禅師、寒山拾得と虎が描かれている。《鴨に菖蒲図》はたらしこみの名品。これもお気に入りで絵葉書↓を購入。 ![]() ![]() ・鈴木其一では、《秋草図》が良かった。 ・酒井鶯浦では《紅楓図》の樹のたらしこみと紅葉の色彩の変異の表現が最高だった。 ・明治ー大正の神坂雪佳が出てきて驚いた。《輪舞図》の大きさにはビックリ。昔からの画題だが、アメリカ人には受けるのかも。 3.禅画:・白隠の禅画が沢山出ていた。このユーモアはアメリカ人にも分かるらしい。あるいは値段が安かったのかもしれない。お気に入りは《一富士二鷹三なすび》。鷹は2枚の翅で表されている。書《悳》↓は「徳」の本字。こういう字はヘタウマというのか下手というのか分からないが、アメリカ人には受けるらしい。 ![]() ・中原南天棒《托鉢僧行列図》↓は漫画的な面白さ。古くからの画題を大正の画家が描いたものだが、画家の名前を知らない外人は面白くて、安ければ良いのだろう。 ![]() ・尾張の山本梅逸の《四季草花図》は、派手で外人好み。 ・椿椿山の《月夜柳に蓮花図》は、趣があるが、上段と下段のまとまりがイマイチ。 ・雲谷等益の《山水図》は、雪舟四代を名のるだけに「撥墨」に一日の長がある。 5.文人画:・池大雅、与謝蕪村、浦上玉堂なども理解されたのだろうか。↓は蕪村の《春景山水図》。 ![]() ![]() ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-12-23 15:38
| 江戸絵画(浮世絵以外)
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