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奈良絵本を初めて見たのは、外国だったと思う。スイスのマルタン・ボドメール財団で《伊勢物語》の美しい絵が、古今東西の有名書籍の中に光彩を放っていて、強い印象を受けた。
国内でも何度か見ているはずだが、初めて気になったのは「国会図書館貴重書展 学ぶ・集う・楽しむ」であり、ごく最近、三菱一号館美術館で同じ絵《義経記》を再見する機会に遭遇し、さらに大阪の「住吉さん」でも《一寸法師》を見ることができた。 ![]() そこで、思文閣出版から図録を取り寄せて研究することにした。届いた図録をみると、これは石川透著の「入門 奈良絵本・絵巻」↓という市販本となっているものだった。金2000円也、送料400円で、上質紙を使った本だからお徳であるともいえる。チラシと比較してみると、展覧会の出品作がほとんど含まれており、順序も近いようである。 ![]() 奈良絵本とは、室町後期から江戸中期に作られた彩色絵入り本のことで、実際には京都で作られいいたものである。石川氏によると、「奈良絵本」という名称は、奈良のお土産である「奈良絵」と図柄と似ているため、明治以降につけられたものだとのこと。 内容は、御伽草子、軍記物語、歌集・日記・随筆、舞曲など多岐にわたっているが、筆跡によって作者が同定され、写本などによって制作時期も推定できるようになってきている。現存する作品数は数千点に達しているといわれ、今後研究が進む領域なのだろう。 石川氏は、奈良絵本・絵巻を6期に分けておられるので、それに沿って、今回の展覧会出品作の一部を紹介してみたい。 Ⅰ期:天正頃(黎明期)-1595年頃 ・《花鳥風月》は、扇あわせの場面。一枚の絵の主人公が在原業平か光源氏かを巫女の花鳥と風月の姉妹に占わせる。同じ題の他の奈良絵巻はこちら(①、②)。 ![]() ・《四十二の物あらそひ》は、春と秋に関して、和歌による42の物争いをすることとなった。 ![]() ・《物くさ太郎》は、信濃の物くさ太郎は、京へ行くと一所懸命働き出し、嫁を手に入れた。 ![]() ・《蓬莱物語》は、不老不死の薬を手に入れるため、大海の中の蓬莱山に赴く徐福。浅井了意の書写。 ![]() ![]() ![]() ・《伊勢物語》のこの「筒井筒」は有名場面。居初つなという女性の作品。 ![]() ![]() ・《道成寺物語》は、安珍を追いかける女。 ![]() なお、この展覧会は11月7日(日)まで開催されている。 美術散歩 管理人 とら 参考: 奈良絵本データベース集
by cardiacsurgery
| 2010-11-03 20:48
| 江戸絵画(浮世絵以外)
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