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この美術館の秋の国際交流企画展である。本年春の国際交流企画展では、「北宋汝窯青磁 考古発掘成果展」として、「清涼寺窯址」や「張公巷窯址」の展覧会があったが、どうしても出かけられず、図録だけを送ってもらった。そこに載っていた磁器の色調はとても空色とはいえず、ちょっとがっかりした。今回、受付の女性に聞いてみると、実物もカセていて、あまり良い色ではなかったとのこと。
一般に、南宋官窯の青磁は、薄く黒い胎土と何層にも厚く掛けられた釉薬により、粉青色を呈し、貫入を生み出し、中国の青磁の最高峰の一つとなっている。 ○《青磁觚》↓が第1室のショッパナに出てくる。これは、青銅礼器の觚(こ)を写したもの。灰緑味がかった粉青色の釉にはガラスのような透明性があり、細かい貫入が見られる。色彩は、チラシやHP、さらには図録に載っている画像に比べ、ずっと美しい。南宋の龍泉窯の色彩と似ているが、これは龍泉窯が南宋官窯の色調をまねたとされているのだから当然ともいえよう。 ○《青磁出戟尊片》↓は第1室の中央に鎮座していたが、色彩といい、貫入といいい、今回のベストの一つである。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-11-02 11:50
| 東洋アート
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