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![]() ![]() 風邪で体調がイマイチなので、203点もの展示替リストをフォローしていくことはあきらめて、50点の音声ガイドを借りて、流しながら絵を中心に見ていった。 第一章 住吉信仰と住吉大社の歴史: 摂津国の一ノ宮である住吉大社は、航海安全・祓い・和歌・農耕の神として崇拝されてきた。 それを実証する平安時代の国宝《延喜式神名帳》は初見。重文の《古事記》や《日本書紀》は再見。姫嶋神社蔵《住吉三神像》や住吉大社(右上)・鶴岡八幡宮・東京芸大の《住吉神像》は、信仰の対象を分かりやすく描いている。 絵巻がいくつも出ていた。誉田八幡宮の重文《神宮皇后縁起絵巻》、白鶴美術館の重美《高野大師行状図画》や関口神社の重美《大寺縁起絵巻》などそれぞれ一見の価値あり。一番理解しやすかったのは、音声ガイドで説明してくれた《住吉の本地》。また大阪城の《大阪市街・淀堤図》は立派である。 第二章 住吉神と和歌: 重文の《住吉社歌合》や《住吉社法楽百首和歌短冊貼交帖》は十分に住吉大社の役割を説明している。 住吉大社の《住吉大神宮神号》や酒井抱一の《住吉神像》も良かった。 《衣通姫像》はさすがに美人である。狩野探信の《和歌三神図》はお気に入りとしておこう。 第三章 描かれた住吉のイメージ: 大丸松坂屋の《白綸子地住吉模様小袖》は白地に住吉のデザインが引き立つ。 石川県立美術館の《住吉蒔絵硯箱》は、住吉大社の鳥居と「水にすむかわづのこゑきけば 生きとし生けるものいずれか歌をよまざりける」という「古今集 仮名序」にちなんだ蛙の意匠が面白い。 ![]() ![]() ![]() 《伊勢物語 住吉浜》、東博の《異本伊勢物語絵巻》、《源氏物語 関谷・澪標》、大仏寺の《片袖縁起》、彦根城博物館の静寂な《住吉社頭・須磨明石図》↓、京博の《大和名所図画帖》・《住吉社頭図襖》、格式高い元離宮二条城の天袋小襖《住吉社頭図》、酒井抱一のすっきりとした《住吉太鼓橋夜景図》などの前では足が止まった。 ![]() 狩野元信の《酒伝童子》は伊吹山系の物語で、丹波大江山系のものとは違っている。 錦絵《浪華百景》↓の中に、住吉大社の有名スポットがたくさん取り込まれていた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-11-01 19:39
| 国内アート
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