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印象派の絵画が中心です。このころのパリはまさしく国際都市ですね。印象派の中でもピサロはカリブ海のセントトマス島出身です。私は一度だけ行きましたが、良い所ですよ。ピサロの生まれたころはデンマーク領でしたが、今はアメリカ領となっています。ただし関税がかからない自由港なので、ショッピングとマリーンリゾートを目的に観光客で賑わっていました。
閑話休題、私が書きたかったのはドガのことです。彼の祖母と母はなんとこのニューオリンズ出身なのです。そこで彼も5ヶ月間、ニューオリンズに滞在しています。もちろんそこでも画を描いており、シカゴ美術館には滞在した親戚の仕事場の画がありました。何々、随分あちこち遊んでいるではないかって。仕事ですよ、仕事。ただしちょっと時間を作って美術館に出かけてはいますが。 今回の展覧会にもドガの画は4点出品されていました。「緑の踊り子」はパステル画ですか、軽いタッチで、全体が黄色の明るい素晴らしい画です。油彩画は「エステル・ミュッソンの肖像」だけでした。美しい若い女性が、花を生けているところがえがかれていますが、この画がなんとも暗いのです。その理由の一つは逆光気味であることですが、それだけではこの暗さは説明できません。説明を読んでやっと分かりました。この女性は、ドガの義妹であったが、極端な視力障害者であったのです。しかし暗いのはモデルのエステルの視力であって、エステルの姿ではないはずです。しかしここではドガは、同情心からこの弟の奥さんに成り代わってしまっていたのでは・・・と思います。(1993.5a) HP 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2001-03-11 16:56
| 国外アート
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