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ユトリロはパリ生れであるが、なぜかエコールドパリという異邦人画家と一緒にされているようである。これは女流画家で恋多き女であったシュザンヌ・ヴァラドンの私生児で、彼自身アルコール中毒であったということと無関係ではないと思われる。彼の画はどれも似た様式で、しかも絵葉書を見ながら描いたなどということを知ると、有名な「白の時代」のものを含め、あまりこちらに強く訴えてくる迫力がない。
ただこの展覧会に出品されたシュザンヌ・ヴァラドンの「モーリス・ユトリロの肖像画」は、さすがに母親の描いたものであると、なんとなく納得した気分になる好作品である。母親はユトリロのアル中を直すために、画を描かせたのことである。ユトリロの描く女性は、なぜか後ろ姿であり、しかもお尻が極端に大きい。これは彼のマザー・コンプレックスの表現であるという説明にも納得してしまう。(1992.9a) HP 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2001-02-14 13:06
| 印象派後期
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