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学会を抜け出して、有名なひろしま美術館に出かけた。素晴らしいフランス近代美術作品の連続で本当に驚いた。しかもこれが地方銀行の所有と聞といてさらに驚いた。銀行=金貸し業というイメージからほど遠いメセナ事業である。
特に有名なのは、ゴッホの「ドービニーの庭」である。もう一つのバージョンにある黒猫はこの画では朱色の斑点で消されている。ゴッホが自殺前に最後に描いた画は「カラスの群れ飛ぶ麦畑」ではなく、この「ドービニーの庭」であるといわれている。ゴッホはドービニーに私淑していた。実際、この画もドービニーの好んだ横長のサイズである。そのドービニーの庭を横切る黒猫はゴッホ自身であったという気がする。そして自分の存在が弟テオ夫婦の大きな負担になっていると知ったゴッホが、自分自身の象徴である黒猫を、血の色で消したということになると、このひろしま美術館の画が本当の遺作ということになる。 その他、藤田嗣治の「裸婦と猫」や素朴派のボーシャンの「人物」もよかった。(1992.10a) HP 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2001-02-11 12:23
| 国外アート
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