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大好きなベルギー近代美術の展覧会。今回は39作家と数が多い上に、出展70作品のうち63点が本邦初公開とのこと。期待して初日に見に行った。
第1章:アカデミスム、外光主義、印象主義 アルタン《海景》: アカデミックな写実画。 クルテンス《陽光の降り注ぐ小道》: バルビゾン派的。 グレーフ《公園にいるストローブ嬢》(チラシ裏面上段中央↓): 典型的なベルギー印象派。 フィンチ《西フランドルの風景》↓: スーラそっくりの点描。 第2章:象徴主義とプリミティヴィスム アンソール《フランドル通りの軍楽隊》↓: 細密画で建物の線や色彩も素晴らしい。 クノップフ《エドモン・クノップフの肖像》↓: 穏やかな父の横顔。 スピリアールトの神秘的・象徴主義的な水彩画が4点並んでいた。いずれも素晴らしい。 《砂丘の少女たち》↓の砂丘の深緑色・風の表現・少女や犬には引き込まれる。 《自画像 1907年》↓↓の本の表紙の青と紙や襟の白の対比が秘儀的な雰囲気を出している。 《自画像 1908年》↓↓↓では鏡に自分の姿が限りなく映っていく。 《海辺の女》↓↓↓↓は、静かな夜の世界。スピリアールト自身不眠症で夜に外に出ていたとのこと。 デ・スメット《パリーの肖像》↓: ドイツ表現主義に影響を受けた激しい色遣いと大胆な構図。 マグリットの《9月16日》はチラシの表面。三日月が樹の前面に来ている。《復讐》(チラシ裏面上段右↑)では、雲が額縁の外に出ている。 デルヴォーの《ばら色の蝶結び》は見慣れた裸体画であるが、水彩の《ヴェステンデの海》がとてもきれいだった。 全体としてみれば、2006年に国立西洋美術館で開かれた「ベルギー王立美術館展」とは比べるべくもないが、期待はずれだったというわけではない。 美術散歩 管理人 とら (追加) 同時開催展 1.幻想の回廊: マイ・ベストは川村悦子《冬の旅Ⅱ》・・・窓ガラスの水滴が超写実的な現実となっている。 2.川見俊: ペンキ画。マイ・ベストは《lattice painting 4》・・・鮮やか過ぎる色面がちょっと控えめになる。
by cardiacsurgery
| 2010-07-28 22:32
| 国外アート
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