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江戸後期の上方浮世絵師としては、大坂では流光斎如圭や春梅斎北英の名が知られているが、京都では18世紀前半の西川祐信をのぞけば、祇園井特が唯一といってもよいくらいである。
その祇園井特(ぎおん せいとく 1755年-1815年以降)の独特な肉筆画が、東博の浮世絵室に2点出ていたので写真を撮ってきた。 井特は、京都・祇園町南側で、井筒屋という青楼を経営し、淫薬、淫具を商って渡世を送っていたとのことであるが、この生業とこれらの独特な絵とは関係があるのだろうか。 ・《京美人夏化粧図》↓: これは強烈な印象を与える美人画。とくに唇の紫やしっかりとした眉が独特の艶麗さをかもしだしている。 ![]() ![]() ![]() ![]() 幽霊だから当然だともいえるが、それにしても気持ち悪い。円山派の画風を私淑していたそうだが、応挙らの幽霊(記事と画像はこちら)はもっと美人である。 左右の「鵬斎老人題」という賛を読むことができれば詳細が分かりそうなので、ちょっとがんばってみたが、判読できない字が混ざってきて往生している。 亀田鵬斎の書は欧米収集家から「フライング・ダンス」と形容され、空中に飛翔し飛び回るような独特な書法で有名なのだから、この賛も結局自分だけでは解読困難のようだ。乞うご教示! 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-07-07 20:11
| 浮世絵
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