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オノレ・ドーミエ(1808-1879)は、その生涯にわたって約4000点のリトグラフ、約1000点の木版画を残している。西美にも1700点に達するドーミエのリトグラフが所蔵されている。
シャルル・フィリポンが主宰したこの新聞に掲載されたドーミエの諷刺版画は、七月王政期(1830-48)の国王ルイ=フィリップや政治家たちを執拗に攻撃した。 検閲の強化、罰金・裁判費用の増加により、同誌は5年で廃刊を余儀なくされたが、デビュー間もないドーミエにとっては、諷刺画家としての地位を確立する格好の舞台であった。 ↓は、《サント・ペラジーの思い出 1834》。ポケットに手を突っ込んで新聞を読み上げる仲間の声に耳を傾けている左側の若者は、ドーミエ24歳の自画像。 第2章 政治家の本態: 政治家の風刺は今も昔も新聞のお得意。↓は、《勝利者 1834》。 第3章 自由と平等の希求: 将来に対する希望も風刺の対象。↓は、《現代のガリレオ「それでも彼女は進む」 1834》。壁に書かれた女性はフランスの象徴。 全体としてもう少し丁寧な説明があればなお良かったが、それでも大体の雰囲気をつかめる好企画であった。 おまけ: 常設展に出ていたドーミエの《マグダラのマリア》↓。特別展のティツィアーノやリベーラの同名の作品と比べるべくもないし、大体この画は習作とのこと。あまりに立派な金色の額に収められて苦笑しているドーミエの顔が目に浮かぶ。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-06-27 20:04
| 国外アート
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