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サブタイトルは「きれい、カワイイ、怖い」と「本と版画のステキな関係」。
挿絵本といえば版画と表裏一体の関係にある。 今までにも「都市のフランス 自然のイギリスー18・19世紀絵画と挿絵本の世界」(2007年、千葉市美術館)で栃木県立美術館の所蔵作品を見ているし(記事はこちら)、「誌上のユートピアー近代日本の絵画と美術雑誌1889-1915」(2008年、うらわ美術館)の第1章でもいくつか見てきたが(記事はこちら)、その後こういう版画がお気に入りになってしまっている。 ちょうどギャラリー・トークに間に合った。予定時間40分を70分に大幅延長しての大熱演で、かなり理解が深まった。 作品リストは特別に用意されていない。莫大な数の展示品で、図録にもすべての画像は載っていないが、リストは図録の最後に載っている。 章立ては、 第1章 プロローグ第1章 プロローグー版画、書物と出合う 15世紀末~16世紀: 初期の活字印刷本のなかの版画の数々。素朴な木版画から高度に洗練されたデューラーらの作品にいたる発展が示されていた。 15世紀末の《時禱書》は、手描きの「手写本」。当時こういったものは沢山作られていたそうだが、華麗な彩色が残っている。動物の革を延ばしたもので「羊皮紙」という言葉が慣用されるが、山羊や牛の革も用いられるため「ヴェラム」あういは「パーチメント」と呼ぶのが良いとのこと。 15世紀の《黙示録》は木版画で、文字も絵もすべて1枚の版木を彫って作るものである。アップしたページの画題は「最後の審判の時を告げる天使」↓で、手彩色されている。推定作成地はドイツ。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-05-17 12:01
| 国外アート
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