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そろそろ「魚料理」が出てきますね。白ワインを選びましょう。
この章の画は、1995年にそごう美術館で開かれた「ボストン美術館の至宝展-19世紀ヨーロッパの巨匠たち」(記事はこちら)に出ていたものが多かった。 ミレー《馬鈴薯植え》↓: 優れた画は何回見ても良い。ミレーの時代には馬鈴薯は動物の食べ物としても不適切だとされていたが、この百姓たちは自分の食糧として馬鈴薯を植えている。ミレーはこういう厳しい現実を美しく、また尊いものとして描いている。季節は春。緑が萌えはじめ、靄のかかった景色である。ロバ・木の下で眠る子どもが描かれているのは、ヨセフ・マリア・幼子イエスの貧しい家族を暗示しているのかもしれない。 モネ《アルジャントゥユの自宅のカミーユ・モネと子ども》↓: これもそごう美術館や名古屋ボストン美術館で見ていたが、家内のお気に入りである。赤・青・緑・白の色彩が光を受けている部分と影の部分を微妙なタッチで描き分けている。 カミーユ・コロー《鎌を持つ草刈人》: この三角形の構図、ドングリ眼、豊かなスカートの女性は、豊穣の神ケレスを想起させる。もちろんコローは宗教画を描いたつもりはないのだろうが・・・。 これもコローの《花輪をあむ女》: 銀灰色の景色をバックに、若い女性が描かれた叙情的な画。こちらも三角形の構図になっている。 ルノワール《日傘をさした女性と子ども》: ソフト・フォーカスの写真を見るようだ。色はきれいだが、あまり巧いとはいえない。 マネ《音楽の授業》↓: このモデルは誰なのだろうか。なんとなくマネとゴンザレスに似ているような気がするが、単なる妄想らしい。以前の図録を調べてみると、男性は有名な詩人で、批評家、彫刻家であり作曲家でもあったザカリ・アストリュック、女性はブーロニュー出身の音楽家兼歌手で、マネ夫人の友人とのことである。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-05-13 22:21
| 国外アート
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