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平成館では「細川家の至宝展」ー永青文庫コレクションーが開かれているが、パスして本館を回ってみた。いつものようにまず二階から。
「国宝室」は、《古今和歌集 元永本》は、元永3年(1120)の写本。いろいろな文様を雲母で刷りだした料紙がとても美しい。流麗で多彩な書は藤原定実の筆と推定されている。画像はこちら。 「仏教の美術 ―平安~室町」には、国宝《十六羅漢像》の第三尊者↓と第八尊者↓↓が出ていた。平安時代の作としては色落ちが少ない。裏彩色の技法が用いられているからだろうか。 ![]() ![]() 「宮廷の美術 ―平安~室町」には、重文《紫式部日記絵巻》-鎌倉時代・13世紀ーが出ていて驚いた。これも撮影禁止だが、全面開かれており、詞書も絵も言葉に尽くせぬほど美しい。これは「日野原家本」という伝本で、紫式部の許へ忍ぶ道長なども描かれている。 なお紫式部日記絵巻は、「藤田家本」と「五島本」が国宝、「蜂須賀家本」と「日野原家本」が重文に指定されており、さらに断簡が分散しているとのことだが、もとはワンセットのものだったらしい。 「禅と水墨画 ―鎌倉~室町」には、室町時代・15世紀、伝周文の《山水図》↓や霊彩《文殊菩薩像》↓↓もなかなか良かった。 ![]() ![]() 「屏風と襖絵 ―安土桃山・江戸」には、対決展で見た尾形光琳の重文《孔雀立葵図屏風》や狩野探幽の重文《士農工商図屏風》が出ていたが両者ともに撮影禁止。わずかに土佐光起の《女房三十六歌仙図屏風》の写真↓を撮ることができた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「彫刻」の部屋では、鎌倉時代・13~14世紀の重文《愛染明王坐像》に驚いた。修理が完了したばかりだとのことである。明王の朱色だけでなく、隣に置かれた厨子も素晴らしいものだった。これらは必見!DBの画像はこちらだが、自分で撮った写真も上げる。 ![]() ![]() 「工芸 特集陳列-中国の五彩と日本の初期色絵」では、伊万里(古九谷五彩手)が良かった。色絵椿図平鉢の画像はこちら。自分で撮った《色絵翡翠図平鉢》は↓である。 ![]() ![]() ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-04-26 10:30
| 国内アート
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