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安田靫彦は歴史画を得意とした画家。現在、ニューオータニ美術館でも「安田靫彦展ー花を愛でる心」が開かれているが、川崎市民ミュージアムでは「安田靫彦展ー歴史画誕生の軌跡」と題して、開館以来収集した安田靫彦の下絵や写生などの画稿類を中心に展観している。
![]() 第Ⅱ章「実相をうつす」には、小鳥や花などの写生や下絵があふれていた。写生では形だけでなく色も加えられ、コメントも書き込まれていた。 ↓は《翡翠》の写生と本絵。 ![]() ![]() 最後の第Ⅴ章「歴史画の誕生」は今回の華である。驚いたのは《出陣の舞》の下絵(↓左)が出ていたことである。この本絵(↓右)は山種美術館にあり、昨年わたしが旅に出るにあたってこのブログにその画像を載せている。1560年5月19日未明、今川義元の大軍が桶狭間に出陣すると聞いて、織田信長は飛び起き、「人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻のの如くなり 一度生を得て 滅せぬものの有るべきか」の幸若舞「敦盛」を舞ってから出陣の身支度をしたというこの画は昨年の自分の心境にマッチしていたのである。下絵の背後には出陣のための兜も既に用意されているが、信長の衣服のエッシャーのような鳥の模様は本絵になってはじめて現れている。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-03-17 10:24
| 国内アート
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