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「物語でたどるもう一つの東海道」という副題がついている。浮世絵の東海道五十三次といえば広重の保永堂版が圧倒的に有名であるが、「東海道五十三対」も面白い。
![]() 国貞は役者似顔絵、国芳は武者絵、広重は名所風景画の名手とされているが、このシリーズではそれぞれの特徴が良く出ている。下記の一例ずつを見ただけでもそのことがよくわかる。 1.国貞≪島田≫: 相撲取りが輦台に乗って大井川を渡っている。「河霧や 百万石も 浪の上」(湘夕)という句が書かれている。 ![]() ![]() ![]() 国芳29点、広重19点、国貞8点であるが、展示室ではキャプションの色をそれぞれ黄色、ピンク、薄緑にしてすぐに見分けが付くようになっている。 宿駅を示した駒絵の輪郭には6種類あり、これを見ると版元が分かるようになっている。 1.団扇型Ⅰ-伊場屋 仙三郎 ![]() 2.団扇型Ⅱ-伊場屋 久兵衛 ![]() 3.団扇型Ⅲ-遠州屋 又兵衛 ![]() 4.長方形-伊場屋 市兵衛 ![]() 5.海老形-海老屋 林之助 ![]() 6.雪輪形ー小嶋屋 重兵衛 ![]() 全55枚についてメモを取ってきたので、日を改めて詳細を記事にする。 まだ「東海道五十三対」をご覧になっていなければ、この展覧会は絶対のお勧めである。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-03-10 23:55
| 浮世絵
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