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開館30周年記念特別展で、前後期で155点展示される。この美術館所蔵の1万2千点のなかから選りすぐられたものばかりである。有名作品も多く、以前に見たものも少なくないが、初期の浮世絵から大正の新版画までの浮世絵の歴史を概観することができる。
以下、「第1章 肉筆画の名品」の中のお気に入りをあげていく。 〇菱川師宣《遊女物思いの図》・・・残った二つの枕が意味深。17世紀の素晴らしい作品。 〇東川堂里風《蝶をみる美人》↓・・・小さな蝶と手ぬぐいをくわえてこれを見つめる体格の良い女性との対比が面白い。着物に描かれた字が巧い。 〇宮川長亀《吉原格子先の図》↓・・・遊女屋の前の賑やかな雑踏。 〇歌川豊春《桜下花魁道中図》↓・・・堂々とした体格の花魁を描いた華かな美人画。桜の写実も巧い。歌川派の祖である豊春の代表作。 2階には、「第2章 初期の浮世絵版画」、「第3章 錦絵の草創と発展」、「第4章 天才絵師たちの競演」、「第5章 浮世絵の成熟と展開」と時代順に浮世絵版画が展示されている。 鈴木春信《浮世美人寄花 南の方 松坂屋内野風 藤》、勝川春章《二代目山下金作の虎 二代目嵐三五郎の朝ひな》、勝川春好《五代目市川団十郎の暫》、喜多川歌麿《冨本豊ひな》↓・《蚊帳の男女》、東州斎写楽《三代目坂田半五郎の藤川水右衛門》、歌川国貞《星の霜当世風俗 蚊やき》などの前で足を止めてゆっくりと鑑賞した。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-01-24 11:02
| 浮世絵
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