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TVでさかんに是真をとりあげているので、遅ればせながら日本橋に行ってきた。
![]() 是真の洒脱なデザインと卓越した技巧は、日本よりも欧米で高く評価され、多くの是真作品が海外に所蔵されている。 今回の展覧会では、アメリカ・テキサス州サンアントニオ在住のエドソン夫妻収集の里帰り作品約70点と、日本に所蔵されている優品があわせ紹介されていた。 ↑のチラシは《柳に水車文重箱》の一面だが、お得意の青海波塗による美しい波文を含む超絶技巧が見てとれる。 「漆器」では、小さな印籠や頓骨(とんこつ)が沢山出ていたが、照明が悪くて細部まで見られないのは残念だった。↓は《沢潟と片喰印籠》で、表の沢潟(おもだか)だけは拡大鏡を通してみることができた。黒漆の余白(?)を残したすっきりとした植物が見てとれる。しかし裏の片喰(かたばみ)は拡大鏡がついていないのでやっとその存在を認めるのみ。別の印籠のところでは、拡大鏡を覗こうとしてガラスに額をぶつけてしまった。後から来る人も次々と額をぶつけていた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 是真が「千代紙」の原画を描いていることを以前にブログで紹介している。このように是真は幅広く器用な作家である。その是真が少なくとも日本の美術史上どの分野においても超一流視されてこなかったのはなぜであろうか。幕末ー明治という時代背景や漆芸家ー画家という2枚看板と関係があるのかもしれない。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-01-17 21:36
| 国内アート
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