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ローマのボルゲーゼ美術館はその庭園、建物、コレクションすべてが超一流であり、以前に訪れた時には古代彫刻、バロック彫刻、ルネサンス・バロック絵画そして天井画などに感嘆した(そのときのHPの記事はこちら)。
そのボルゲーゼのコレクションがまとまった形で紹介されることとなった。そこで現地で買ってきた美術館ガイド(表紙はこちら)をシッカリ読んで復習しておいた。 なにぶんこれは今年初のメジャーな展覧会である。本日、その内覧会に参加する機会があったので寒波をおして上野に出かけた。↓はラファエロの《一角獣を抱く貴婦人》の立て看板の前の「とら」↓。帽子・マスク・手袋・マフラー・ダウンジャケットの完全装備である。 ![]() 昨年末には京都近代美術館で開催されているので、その情報をみると会場には作品リストがなく、HPに載っているだけということなのでそのページを印刷していった。実際には音声ガイドが49点中22点も説明してくれたので、会場では印刷していった展示目録はあまり役にたたなかった。 以下、章別にお気に入りを紹介してみたい。 序章 ボルゲーゼ・コレクションの誕生 〇プロヴェンツアーレ《パウルス5世の肖像》、《オルフェウス姿のシピオーネ・ボルゲーゼ》↓・・・いずれもモザイクであるが、細かいモザイクなので普通の画のように見えてしまう。別室のビデオでは拡大されていたので確かにモザイクだと納得した。 ![]() ![]() 〇ボッティチェリとその弟子《聖母子、洗礼者ヨハネと天使》・・・複雑な構図のトンド。大きく美しいルネサンス絵画である。 ![]() ![]() ![]() ![]() Ⅱ 16世紀・ルネサンスの実り-百花繚乱の時代 〇ヴェロネーゼ《魚に説教する聖アントニオ》・・・みごとな構図と色彩の作品。 ![]() ![]() ![]() 〇カラヴァッジョ《洗礼者ヨハネ》・・・これを教皇に提出することによって恩赦を願ってローマへ向ったのだが、画家の死のほうが一歩早かったといういわれの作品。 ボルゲーゼにはカラヴァッジョの作品が多い。画像は以前のHPの記事にも載せてある。 ![]() ![]() ![]() 〇リッチ《支倉常長像》・・・ローマの個人蔵。色彩豊かな見事な作品である。常長の顔は谷村新司に似てますね。1616年、常長がヴィラ・ボルゲーゼで贅をつくした食事(ボルゲーゼ美術館ガイドブックp.9では「昼食」、今回の展覧会図録p.176では「朝食」となっている)をとったという歴史が残っている。 ![]() ボルゲーゼには他にも有名な作品が沢山あり、今回はその一部に過ぎないが、それでもそのコレクションの豪華さを味わうことのできる良い展覧会だった。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2010-01-15 20:33
| ルネサンス
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