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「慶應義塾創立150年記念 夢と追憶の江戸-高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展」という長い名前の展覧会。前中後期の3期に分けて約100点ずつ出すという商法。展示スペースはユックリしていたので、150点ずつの2期に分けられたのではなかろうか。
有名なコレクションなのだが初見。16年ぶりの公開ということなので前期が終わらぬうちに見に行った。 師宣の《衝立のかげ》↓の色彩と色気、春信の《風俗四季仙 二月 水辺梅》↓↓の構図とコントラスト、清長の《色競艶婦姿 床入前》↓↓↓の色彩と色気、歌麿の《高島おひさ》の雲母摺(↑チラシの左上図)、北斎の《山下白雨》のぼかし、写楽の《三世市川高麗蔵の志賀大ヒ七》↓↓↓↓の雲母摺などは目を見張るものだった。 以後の展示室は、1.浮世絵の黎明、2.浮世絵の革命、3.浮世絵の展開、4.幕末浮世絵ー北斎、5.幕末浮世絵ー広重、6.明治の浮世絵ー伝統の終息と分けて展示されており、浮世絵の歴史を俯瞰することが出来るようになっていた。初見の作品も少なくなかった。 「展示室4」のお気に入りは、奥村利信の《床之内三幅対 中 きやらとめ風》・・・伽羅の香↓、鈴木春信の《子供の遊び》・・・・兎の影絵↓↓、喜多川歌麿の《当時全盛美人揃 扇屋内花[扇]》・・・美しい着物の模様↓↓↓。 「展示室7」の歌川広重の作品は見慣れたものが多く、わずかに《白梅に寿帯鳥》↓の空摺が目立つだけ。月岡芳年には見事な作品が多かったが、やはり見慣れてしまっている。しかし肉筆画の《日向の景清》↓↓の暗さには心打たれた。小林清親の光線画《浜町より写 両国大火 明治四年一月廿六日出火》↓↓↓は良い〆だった。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2009-10-09 21:56
| 浮世絵
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