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7月31日(金)、珍しく涼しい日。東京のゴーギャン展に行くことにした。この展覧会は、わたしは名古屋ボストン美術館で観ているので、今回は家内も同行。
東京駅サピアタワー前から無料のバス↓が出ているというので乗ってみた。とても小さなマイクロバスで、たちまち一杯になってしまう。30分おきの発車間隔も長すぎる。運よく二人とも坐れたので文句をいう筋合いはないが、サービスとしては中途半端。 もちろん「ゴーギャン展」を先に観たのであるが、これについては後述することとして、まず3階の「戦争画」について触れる。 1.中村研一《北九州上空野辺軍曹機の体当りB-29二機を撃墜》: 晴れ渡る美しい空。錐揉みしながら墜落する米機。これに体当り攻撃した日本機。そして大空にはなお残る多数の米機。美しさと悲惨さが交じり合う印象深い画である。 昭和19年8月20日、B-29約100機の大編隊と、我が戦闘機群との間で、凄烈を極める空中戦闘が展開された。 B-29は13機撃墜されたが、 そのうち3機は山田 守曹長(熊谷飛行学校)搭乗の「隼」機と、野邊重夫軍曹(少年飛行兵8期)と高木傳蔵兵長(少年飛行兵13期)の同乗する、二式復座戦闘機「屠龍」による壮絶なる体当たり攻撃による撃墜であった。特に野辺軍曹機は折尾上空で体当たり攻撃を敢行、誘爆で同時に2機のB-29を撃墜した。2.清水登之《工兵隊架橋作業》: この画↓については以前にも本ブログに書いている。この戦争画を描いた画家が戦死した長男《育夫像》(大川美術館蔵)のことも以前このHPに書いている。皮肉な運命の物語である。 久し振りの再見である。この画↓はもっとも激しい藤田の戦争地獄絵の一つである。この悲惨なガダルカナルについてもHPに書いた。そういえば本年君代夫人も亡くなられたという。確実に時代は流れている。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2009-08-01 16:46
| 戦争画
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