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わたしは戦争画に関心を持っている。遊行七恵さんーはろるどさん経由でこの展覧会の案内状を届けていただいた。ブログ仲間はありがたい。
案内状の画像は《無錫入ル中島今部隊》↓。これは1937年11月25日に上海から無錫に入った中島今朝吾中将の率いる部隊が、一路南京に向うところである。12月13日の南京陥落後に発生したとされる悪名高い「南京事件」に直接関係した可能性の高い部隊の姿である。 調べてみると、花岡萬舟は、このような軍部から正規に依頼された従軍画家と完全に違うラインの戦争画家であることが分かった。花岡はまともな日本画の教育を受けた画家であることは間違いないのだが、中国語が達者で、早くから大陸に渡って中国人画家「陳張波」として日本軍の諜報・工作にも関わっていたとのことである。 そこで早速に観にいくことにした。案内状↑やフライヤー↓の《大別山突破》のような戦陣画ばかりだろうと思って入ったのだが、実際はちょっと違っていた。 内地へ帰った後には「忠愛美術院」を創設し、傷痍軍人の美術指導も行ったということである。このような花岡の心情を表す3点の画に遭遇したので、ここに紹介したい。 1.《銃後戦線》↓・・・内地から来た手紙から故郷の状景が蜃気楼のような幻視となって表れている。 最後になったが、戦争画展の入場は無料であり、「富岡重憲の蒐めたもの」という素晴らしいコレクション展も無料で観られる。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2009-06-19 21:59
| 戦争画
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