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名古屋國際会議場からちょっと抜け出して近くのボストン美術館へ。
「ゴーギャン展」と 「ノリタケデザイン100年の歴史」の両方が観られるが、まずは前者から。 それでは早速この目玉作品へと足を進める。最初は混んでいるもののまあまあ見られるし、国内のものは大半見ているので飛ばしていけばよいのだが、途中急に狭い通りになって版画がいくつも並んでいる。同じテーマのものが、自刷りvsルイ・ロワ版、ボストン美vs岐阜県美で並べられている。摺りの違いは浮世絵でもなかなか面白いのだが、なにせ狭くて、熱くて、酸欠状態なので、ゆっくり見る余裕がない。インフルエンザが名古屋では発生していないことだけが頼りである。 急に広くなったら、もう出口と書いてある。まさかと思って戻るとちょっとした別室に《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこに行くのか》がお待ちである。意外と近くで見られる。チョット離れたところに台が置いてあって高い位置からもみられるようになっている。 随分と大きく、そしてひどく青い画である。そしてところどころに肉体の黄色がアクセントとなっている。日本画のように右から左に見ていく横長の画である。タイトルに応じて画を三分割してそれぞれに意味づけるという説が強いようだが、なんとなく不消化である。そこで、大きく分けて人生の生・若・壮・老・死の5つのモーメントに対応していると自分なりに考えてみた。 1: 画面右下には眠る幼児。老婆の足もとのトカゲをつかんだ白い鳥は「言葉の不毛さを表している」との説明があったが、???。 これらの人物像のほとんどは、ゴーギャン自身の他の作品の中で頻繁に描かれてきたモチーフのヴァリエーションであり、この大げさなタイトルにそれほど哲学的な意味を求めなくてもよいのではないかという気がした。 実はわたしは大のゴーギャン好きである。その他の平面的でカラフルな油彩や木彫↓は十分に楽しめた。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2009-06-15 20:36
| 印象派後期
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