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この美術館は9:30開館。早めに白川公園に着いたので、噴水「虹の舞」を撮影。分単位で姿が変われるが、これはそのクライマックス↓。
![]() ![]() ![]() ![]() 1)三次元空間を二次元に置き換える写実絵画: 喜多村麦子の《暮行く堀川》↓は2点でていた。橋の上の車の位置や夕餉の支度の煙の様子から見てほんの10分以内の景色である。立体視が可能なのかなとも思ってみたが、そうでもないようだ。 ![]() 2)視線の方向による錯視を使ったオプアート: 三尾公三の《男と女のスペース》は3パネルからなる平面作品であるが、中の階段は左から見るとまっすぐ上がっていけるのに、正面からみると屏風のように見える。画像はありませんが、京都国立近代美術館所蔵の《Fiction Space M2 》に類似しています。 3)動きによる錯覚: 中村宏の《車窓編TYPE10-A,B,C》はそれぞれレオナルド、セザンヌ、デュシャンの画が列車の窓枠の外に流れているような気になる。窓枠の手前の赤い服を着た女の子が居なければつまらぬ画なのだが・・・。 4)シュールな感覚: 北脇昇の《鳥獣曼陀羅》やは家鴨・猫と人の顔のダブルイメージ。絵はがき↓を買ってしまった。 ![]() ・現代美術: アンゼルム・キーファーの《シベリアの王女》 ![]() ・エコール・ド・パリ: モディ、ユトリロ、スーティン、キスリング、ドンゲン、ローランサンなどの有名作品が並んでいた。モディの《お下げ髪の少女》→はショップで一筆箋、↓ユトリロのカラフルな《マルカデ通り》はポストカードを購入。シャガールとパスキンの版画が沢山でていたが、あまりパットせず。 ![]() ・メキシコ・ルネサンス: ここのメキシコ絵画は素晴らしい。女性画家 フリーダ・カーロやマリア・イスキエルドの作品も見応えがある。シケイロス、オロスコらの迫力のある作品が並んでいるし、北川民次の《トラルパム墓地》↓では「死者のの日」に象徴された復活再生の願望が読み取れる。 ![]() 作品の中央にマルクスとエンゲルスに守られたレーニン、その両脇にスターリンとトロツキー、手前にはドイツの女性革命化ルクセンブルグの顔がある。 最下部には「万国の労働者よ、団結せよ」と英文で書いた巻物を持っている。この作品を見ただけでもこの美術館に来た甲斐があったというもの。 ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2009-06-15 08:44
| アート一般
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