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「天上の織物」という副題がついている。西陣織で作った源氏物語絵巻。西陣の織屋の主人が70歳になって突如はじめた「織道楽」。全体で37年間かかったという。
平成13年までに4巻中3巻が完成し、ギメ国立東洋美術館に寄贈されている。伊太郎は平成19年に105歳の天命を閉じているが、そのときには第4巻も織り上がりを待つだけとなっていたという。今回の展覧会ではその第4巻も併せて展示されていた。 ![]() そして錦織絵巻の実物は色鮮やかでとても素晴らしい。まるで帯のようである。これは復元ではなく新しい美術表現としてとらえられるべきものである。画の部分の霞にはプラチナを使ったという。透ける表現も良くできている。詞書も奇麗であるが、これにも緯糸を密にするなどの工夫がなされているらしい。詞書部分の料紙の装飾もまことに美しい。 4巻を除いては、裏面をアルミ板に反射させる仕組みで見られるようになっていた。 目の保養をさせてもらった。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2009-05-31 22:47
| アート一般
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