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片岡球子は昨年103歳の天命を全うした。これはその一周忌の追悼回顧展である。
こんなに力強い女性画家がわが国にいたことをうかつにも知らなかった。特に「面構」シリーズは彼女独特の肖像画であり、長く世に残っていくものばかりである。展示されている作品のカタログだけで済ませるのは、もったいないと思い、しっかりとした画集を購入した。今回の展覧会にはその大部分が展示されていたのと、カタログの色彩が今一つであったからである。(1992.1a) 今回の展覧会には、初期の作品が沢山出ていた。「落選の神様」といわれていた球子が初めて院展に入選した1930年の《枇杷》は出ていなかったが、1952年に出品して日本美術院賞と大観賞を獲得した「美術館にて」(↓チラシ右上)が展示されていた。 面構は最初に描いた足利尊氏(↑上段中央)などが堂々としているが、絵が描き込んである浮世絵師の面構はすっかりエンジョイしてしまった。最近浮世絵に凝っているからである。雪舟の面構は水墨画と一緒に描かれており、とても良かった。 高齢になってから描いた裸婦像も大したものである。久し振りに片岡球子の世界に浸った。この展覧会は6月1日(月)まで。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2009-05-31 11:29
| 国内アート
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