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七尾美術館の長谷川等伯展に、出光美術館所蔵の《松に鴉・柳に白鷺図屏風》が出展されていたが、東京の出光美術館の水墨画展にも、等伯の作品が2点出ているので、早速見に行ってきた。第1章 水墨山水画の幕開け: 中国で水墨画の技法が成立したのは唐の山水画であるが、宋の時代に人物画や花鳥画にも水墨が用いられるようになった。日本には、12世紀末、鎌倉時代に禅宗とともに水墨画が伝わり、可翁や黙庵といった画僧たちが道釈人物画を描いたことが知られている。15世紀になると、鑑賞芸術としての水墨山水画が発展し、如拙、周文、雪舟などによって、その全盛期が築かれた。 この章には、室町幕府の御用絵師であった周文の作と伝えられる《待花軒図》と《山水図》が出ていた。いずれも上方には大きな空間を持ち、遠景は薄墨で描かれた静穏な風景画であるが、近景の家や岩や樹は強い輪郭線で囲まれている。 雪舟の《破墨山水図》↓は、玉澗の影響を受けた太く荒い薄墨の面が目立つ粗放な作品である。千葉市美術館でも同じような雪舟の画を見たが、いずれも現代美術といっても良いほどの写意像である。 ![]() ![]() この章でのお気に入りは、牧谿の《平沙落雁図》。遠くには、連なる山々と群れをなして飛ぶ雁、手前には葦と雁と家並みが、霞とともに淡く描かれ、その空間の穏やかな空気まで伝わってくる。 玉澗の《山市晴嵐図》↓は、粗放な溌墨技法で描かれており、前述の雪舟の《破墨山水図》と共通するものがある。 ![]() 長谷川等伯の《竹虎図屏風》は、右隻の雄↓と左隻の雌↓↓ の求愛の場面。通常の竜虎図とは異質の名品である。 ![]() ![]() ![]() 第4章 新しい個性の開花: 戦国時代になると、それまでの禅僧や御用絵師から、地方武士や在野絵師の活動が目立つようになった。北条早雲や宮本武蔵の画は素人離れしている。 江戸時代になると、狩野探幽の余白を生かした水墨画、俵屋宗達など琳派のたらしこみを使った水墨画、池大雅や浦上玉堂などの文人画家の皴法による山肌の表現、さらには近代の文人画家富岡鉄斎の水墨画もこの白と黒の世界をリードしていた。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2009-04-30 22:30
| 国内アート
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