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真宗大谷派の本山、東本願寺。1602年造営後4度の大火に遭っている。この展覧会は、2011年の親鸞上人七百五十回遠忌を記念するもの。
5部構成の中でのお気に入りをあげていく。 1.親鸞と東本願寺 ○狩野元信《唐人物・花鳥図》↓上・・・三幅対の水墨画。中央の人物が良い。最近見つかったものだとのこと。 ○《教如上人御影》・・・1602年、「越中国利波郡山田郷城ヶ鼻」の城端分院第六代の空勝に与えられたもの。場所にこだわったのは郷里の近くだから。 ○円山応挙《竹図》・《老梅図》↑中・・・各四面の襖絵。すっきりしたタッチ。 ○円山応挙《雪中松鹿図》・伝長澤蘆雪《渓流香魚図》・・・衝立の両面に描かれている。とくに水中の鮎が素晴らしい。最近見つかったものとのこと。 ○月僊《山水図》・・・なかなか。 ○狩野永岳《寿老人・寒山拾得》・・・三幅対。中央が寿老人。 3.幕末と東本願寺 ○近衛忠熙・徳川慶喜《染筆》・・・落飾した忠熙の頭を面白がって慶喜が描いた戯画が上手い。忠熙も仕方なく何か書いている。 4.近代京都画壇の宝庫 ○幸野楳嶺《蓮池図》・・・色鮮やかな杉戸絵。幸野が全体をまとめたとのこと。 ○望月玉泉《桜花図》・《松藤花図》・・・華やかな絵が両面に。 ○久保田米僊《波濤大鷹図》・・・鷹の迫力。 ○岸竹堂《桜孔雀図》・・・二面。色はちょっと落ちているが、美しい。 ○望月玉泉《唐獅子牡丹図》・・・衝立の両面に大迫力の唐獅子。 ○望月玉泉《安養六種図》↓・・・鳥の乱舞。 ○《寛政度用材運搬図屏風》・・・再建に必要な木材を運搬する様子を異時同図法で描いたもの。 6.棟方志功と念仏の教え ○棟方志功《天に伸ぶ杉木》↑↑下・《河畔の呼吸》・・・それぞれ16面・8面の襖絵連作。戦争中、志功は富山県南砺市福光(ここはわたしの郷里)に疎開。真宗大谷派・光徳寺の高坂貫昭師から、蓮如上人ゆかりの城端別院の教えをうけたことが、東本願寺の襖絵を描くことに繫がっていく。 ○《阿弥陀如来立像》 13~14世紀。小ぶりだが美しい仏像。精緻な金の模様が残っている。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2009-03-28 20:05
| 仏像
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