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雨だったが午前中時間が空いたので、タクシーで国立歴史博物館へ。クラシックな建物である。
1. 絲路傳奇—新疆文物大展: ↓左のチケットは、墓から出土した《天王踏鬼俑》で、埋葬された墓の主人を妖怪から守っている。↓右は会場入口の大看板。↓↓は、やはり入口に掛っていた「絲綢之路」の地図。 まずは墳墓から出土した《美人花鳥絹画》の美女と侍女。ピンクでふくよかな頬、小さな口。眉間には花鈿。とにかく素晴らしい色彩が残っている。 2.常設展: 3階は「館蔵華夏文物」↓左、すなわち「中華文物ギャラリー」である。歴史に沿って中国の文物が並んでいるが、とくに唐美人・唐三彩のコーナーが見応えがあった。ティールームの窓から眺める庭も素晴らしかった↓右。 3.天青‧秘色—高麗青瓷展: 2階に降りると、企画展がならんでいる。しかし、この台湾初の高麗青磁展が、廊下に押しやられているのはかわいそうだった。 中国青磁と高麗青磁の比較は興味があるところだが、チラシの説明では、「韓国の製陶技術は元来中国から伝えられたものだが、そこで独自の発展を遂げた。韓国の古三国時代に製陶が始まり、統一新羅時代には良質の灰陶が作られた。世界に冠たる唐の越窯青磁が韓国に伝わり、高麗青磁が発展した。厳密にいえば、早期の高麗青磁の型や釉藥の色は、宋代の汝窯・定窯・磁州窯・耀州窯の影響を受けただけでなく、秘色に満ちた越窯の技術からも大きな影響を受けている。このようにして高麗青磁は12世紀には黄金期を迎えたが、13世紀にはその技術は衰微し始め、14世紀には精緻な高麗青磁は消滅した。そして15世紀の李氏朝鮮時代になると独特な『粉青沙器』と呼べる青瓷が現れた。」となっていた。 4.孫家勤畫展: 台灣の孫家勤(1930生まれ)の個展。なかなか良かった。 5.瀚海蔵珍ー中華文物学会30周年紀念展: 面白い文物が沢山陳列されていた。 台湾の美術館・博物館のホームページが充実している。それぞれの展覧会名をクリックしてみてください。百聞は一見に如かずということが実感できると思います。 帰りは、MRTの駅まで歩いた。これで台北美術散歩も終り。明日は日本である。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2009-03-13 10:14
| 東洋アート
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