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東京では久し振りの加山の大回顧展。プレビューに参加できた。
![]() ![]() 加山は戦後派の日本画家。当初は一連の動物画を描いている。これらはラスコー壁画、未来派(↓の《月と縞馬》参照)、シュールレアリスム、ブリューゲルなどの西洋美術から影響を受けてはいるが、独特のデザイン感覚の強い作品である。 ![]() 第2章 時間と空間を超えて―無限の宇宙を求めて 1960年代半ばから加山は琳派風の装飾画を描いている。↑の《春秋波濤》、↓↓上段右の《千羽鶴》といった作品には特異な波が描き込まれており、ジックリと観ると眩暈に襲われそうになる。時も場所も異なるいくつかの風景が一つの画面に描きこんでいる画が多いという特徴もある。 第3章 線描の裸婦たち―永遠のエロティシズム この章の画には驚いた。浮世絵の美人画のもつ美しい線に憧れて裸婦像を描いたという説明があったが、作品はデカダンであり、少なくとも健康的な女性像とはいいがたい。↓↓中段左の《黒い薔薇の裸婦》やそれと対になっている《白い薔薇の裸婦》の耽美性には共感できなかった。 第4章 花鳥画の世界―「いのち」のかたち 《月と秋草》は抱一とソックリの琳派的な花鳥画。↓↓下段左の《夜桜》は御舟のような象徴性の強い画である。 第5章 水墨画―色彩を超えた「色」 ![]() ![]() 加山の制作は、陶器や着物の絵付け、天井画や壁画、装飾品のデザインなど多方面にわたっている。そしてとても巧い。↑下段左は、《はぎ》のアームレット。昭和の「アーツ・アンド・クラフツ」といっても良いのだろう。父親が西陣の衣裳図案家であった加山は、宗達・光悦、光琳・乾山らの制作活動に近いものがある。そういう意味では加山には京琳派のDNAが残っているともいえるのかもしれない。 戦後派の日本画家として、古今東西の作品にヒントを得つつ、世界に通じる作品をめざした加山の人生を振り返ることができる素晴らしい展覧会だった。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2009-01-21 22:15
| 国内アート
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