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2008年5月に静岡の富士美術館が閉館し、東京富士美術館が改装された。今回、静岡の富士美術館旧蔵の日本画・日本洋画・浮世絵・書跡・陶磁器・漆工などが「統合記念展」として公開されている。これを見るのが今回の八王子行きの第一の目的である。
この美術館は以前に何度か来ているが(①、②、③、④)、スペースの関係で所蔵作品の一部しか展示できないという問題があった。昨年、新館がオープンし、有名な西洋絵画コレクションがそこに常設されているということなので、これを見るのが第二の目的である。 美術館を入るとホールがあり、エスカレータで2階に上がるようになっている。上って右の旧館が企画展会場やシアターとなっている。 明治期以降の作品の中で、もっとも迫力があったのは、竹内栖鳳の《獅子》。これは六曲一双の屏風絵。右隻↓には堂々たるライオン。素晴らしい毛描きで、眼光も鋭い。これに棕櫚が描き添えられている。左隻は棕櫚だけで空間が生かされている。 (常設展) 部屋別に異なる色となっており、ヨーロッパの美術館の中に入ったような錯覚に陥る。スペースが広くなったせいか、あるいは私が最後に見た後に購入された作品が多いのか定かではないが、108点の展示作品のうち、今まで見たものは48点だけであった。これは自宅に帰ってから、古いカタログで調べた数字である。 今まで見たものでも、久しぶりの再見なので、十分に楽しめた。↓は第1に出てくるギルランダイオの《ジャヴァンナ・トルナブオーニの肖像》。こちらをじっと見つめてくる。 突き当たりには、ミケーレ・ゴルディジャーニのいうイタリア宮廷画家の《シルクのソファー》↓が出ていた。伺うと、ここを訪れる女性客に人気がある作品だとのこと。 新装成ったこの美術館は一見の価値があると思う。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2009-01-13 00:01
| アート一般
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