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2006年の「浦上玉堂展」でコラボが実現した両美術館の交換展。千葉→岡山には「浮世絵展」、そして岡山→千葉が「雪舟展」というわけである。
第1章 中国絵画-憧憬の中国: 中国宋代の画僧 牧谿、玉澗は中国ではほとんど無名であったのに、わが国では高く評価されている。玉澗の《廬山図》↓は、墨をそそいで描く溌墨技法の作。今回のポスター↑となっている雪舟《山水図(倣玉澗)》に連なっている。 第2章 雪舟から武蔵まで: わが国でもっとも古い水墨画である鉄舟徳済の《葦雁図》や足利義持の《寒山図》↓にお目にかかったが、余技としてはいずれも巧いものである。 関東の画僧 雪村周継の《瀟湘八景図屏風》↓は名品。雪舟に私淑しており、この画も玉澗風ではあるが、全体に平面的で朝鮮絵画の影響が考えられるのではあるまいか。 宮本武蔵が3点出ていた。《茄子図》↓や《布袋竹雀枯木翡翠図》↓↓は「素朴画」という名称がピッタリ。 柴田義董の優雅な屏風や襖絵、岡本豊彦の多彩な画を楽しんだ。 第4章 江戸時代の唐画と富岡鉄斎-中国愛好の系譜: 広重の浮世絵の原本となった《山水奇観》↓を描いた淵上旭江、浦上玉堂、浦上春琴、浦上秋琴、そして富岡鉄斎の作品を満喫した。↓↓は玉堂の《山澗読易図》、↓↓↓は鉄斎の《雪舟逸事巻(下)》。
by cardiacsurgery
| 2008-12-21 11:24
| 国内アート
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